暑い夜を快適に寝る方法教えて！熱帯夜でもぐっすり眠れる快眠のコツとは

 

日本の夏は寝苦しい

人の体温は一日の中で、1～1.5度ほど上下するそうです。

朝起きる少し前に最も体温が低くなり、それから徐々に体温が上がって、夕方から夜のはじめに最も高くなるのが一般的だそうで、その後次第に体温が下がり始め眠っている間も下がり続けるそうです。

人は体温が下がるときに眠気を感じ、体温が高いときは覚醒度も高くなっていきます。

しかし熱帯夜では寝室の室温が高く、体温も下がりにくくなり、更に湿度が高いと汗をかいても体温が下がらないので、日本の夏は寝苦しい季節になってしまいます。

 

暑い夜を快適に寝る方法

暑い夜を快適に寝るためには、寝室の環境を整える必要があります。

室温は26～28度程度、湿度は50～60％が理想だそうです。

そのためにはエアコンは一晩中付けておいたほうがいいそうですよ。

エアコンのつけっぱなしが嫌な場合は、寝つく30分前からエアコンをつけて寝室を冷やしておき、眠ってから3時間ほどで切れるようにタイマーをセットしておきましょう。

また、エアコンだけでなく寝具にも気を配りましょう。

シーツを冷感素材のものにしたり、寝ござを敷いたりするのもおすすめです。

枕は氷枕や籐で編んだものなどいろいろ工夫してみましょう。

 

熱帯夜でもぐっすり眠れる快眠のコツ

寝苦しい熱帯夜でもぐっすり眠れる快眠のコツを紹介します。

・夕食はなるべく消化にいいものを就寝3時間前に！
・就寝前のアルコールとカフェインは控える
・就寝1時間前にぬるめの湯船でしっかりリラックス
・シャワーだけなら足首・手首・首の後ろの3つの「首」を温めて快眠モードに
・寝る前にスマートフォンやテレビなどの画面を見ない
・冷感素材のひんやり涼しい寝具を活用する
・お気に入りのパジャマに着替えておやすみモードに
・美容・健康のために電気は消して眠りましょう

雨音や風、川のせせらぎ、波の音、鳥のさえずりなどのヒーリングミュージックを流して気持ちを整え、アロマスプレーやアロマディフューザーなどの香りでリラックスするのも心地よい入眠に効果的です。

心地よい眠りにつくために、自分なりの工夫をして質の高い眠りにつきましょう。

 

寝不足には仮眠がおすすめ

熱帯夜だと、いろいろ工夫してもなかなか眠れない日もあり寝不足の場合は、積極的に仮眠を取ることをおすすめします。

日照時間の長いスペインで生まれた「シエスタ」は、長いお昼休憩のことで昼間にとる休憩のことです。

昼休みに仮眠すると、睡眠不足の解消だけではなく午後の集中力向上や脳と体のリフレッシュに有効です。

仮眠は、12時～15時までに10～20分ほど仮眠する（パワーナップ）が基本です。

ネクタイやベルトなど体を締め付けるものを緩め、机に伏すか椅子に持たれて眠りましょう。

その際は、眠る前にカフェインを含んだコーヒーやお茶などを飲むと、目覚める頃に覚醒効果があるそうですよ。

 

コロナ不眠に注意しましょう！

コロナ禍で不眠や悪夢に悩む「コロナ不眠」が増えているそうです。

日中の活動や光を浴びる量が減ったり、不安やストレスなどが増えたことが原因と考えられています。

外出を自粛して歩かなくなり運動量が減り、太陽の光も浴びなくなるため、深い睡眠が取りにくくなり、

不安やストレスが強くなると熟睡できず、悪夢を見やすくなります。

そんな人は、まず生活習慣を見直しましょう。

規則正しい生活をして、日中はなるべく外で適度な運動をするなどして、不安やストレスを解消しましょう。

それでもよく眠れない場合は、早めに睡眠障害の専門医に相談することをおすすめします。

 

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