リコールとは家電製品や自転車などの自主回収とはちがうの?


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家電欠陥製品などのリコールとは

家電欠陥製品のリコールとは、エアコンやパソコン、電気ストーブなどの家電や乗り物など身近な製品の不具合や欠陥が原因で、安全上の問題が生じる恐れがある製品に対して、事業者が回収・修理などの措置を行うことです。

「リコール」と「自主回収」は異なります

「リコール」は、製品の不具合や欠陥が原因で安全上の問題が生じる恐れがある場合に、管轄の省庁に届け出て行います。

「自主回収」は、安全上の問題はないものの、企業が自主的に行う措置で、多くの場合は企業イメージの低下等を避けることを目的で行います。

 

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リコール製品による重大事故

経済産業省によるとリコール対象製品が原因で発生した事故の件数は、2008年から2019年までの間に、1734件発生しているそうです。

エアコンやノートパソコン、電気ストーブなど、身近な製品から出火する重大事故が多発しているそうです。

 

◆重大事故の事例

・電気ストーブ使用中に火災発生

一部の部品が不良だったため、異常発熱して発火し本体とその周辺が燃える火災が発生。

・バッテリー充電中の発火

ノートパソコンの内蔵品や電動アシスト自転車のバッテリーが充電中に発火。

など

 

リコール情報が多すぎるため消費者が混乱

リコールは国際的にも問題となっているそうです。

経済協力機構(OECD)の調査では、リコール情報が多すぎるため多くの国で、リコールに対応する消費者は3%程度しかいないそうです。

また、消費者庁がリコールに関するアンケートを行ったところ、製品の回収を経験したことがあると答えた人の割合は2割弱

経験がないと回答した人は約7割に上るそうです。

また、約3割の人はリコール対象であることを知っても、事業者に連絡しなかったと回答しているそうです。

事故を防ぐためにも、自分が使っている製品がリコール対象なのか確認して、該当したらすぐに使用を中止して事業者に回収・修理をしてもらいましょう!

 

==> 「消費者庁 リコール情報サイト」

 

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事故を防ぐためのアドバイス

消費者庁では、事故を防ぐためのアドバイスを行っています。

消費者庁のホームページ「リコール情報サイト」に、家電をはじめ食料品や日用品などさまざまな情報を確認できるので、どの製品がリコール対象なのか確認しましょう。

対象商品や業者の連絡先、回収や無償修理、交換、返金など、事業者がどのように対応してくれるか確認できます。

また、リコール情報を一元的に集約して、無料メール配信サービスも実施しているので活用しましょう。

友人や知人などにもリコール情報を共有しましょう!

 

まとめ

エアコンやノートパソコン、電気ストーブなど、身近な製品から出火する重大事故が多発しているので、消費者庁のホームページ「リコール情報サイト」で、自分が使っている製品がリコール対象なのかどうか確認しましょう。

リコール対象製品に該当していたらすぐに使用を中止して事業者に回収・修理をしてもらいましょう。

外出中に電源が入っていたリコール対象製品が原因で火災が発生する場合があります。

事業者に連絡が取れない場合や、どこに相談していいかわからない場合は、最寄りの消費者生活センターを案内してくれる消費者ホットライン「☎ 188(いやや)」に連絡しましょう。

 

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