視力低下の原因とは|高齢者の夜間視力低下と高まる交通事故リスク


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昼と夜で違う目の仕組み

目は光が少ない夜などは瞳孔が開き、より多くの光を捉えようとします。

目は暗い場所では光を少しでもたくさん取り込むために瞳孔が大きく拡大し、まぶしいくらいの明るい場所では反射的に瞳孔は小さく縮小します。

また、網膜全体を使って明暗を捉えているそうですが、色を識別するのは網膜の中心だけで、光が少ない夜は色の識別も難しくなります。

特に高齢者は、加齢に伴い身体機能が低下するので、瞳孔の開閉力が衰え夜間の視力が低下します。

 

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高齢者の夜間視力低下と高まる交通事故リスク

高齢になると身体機能が低下し、視力の低下が徐々に進み、本人が気づかないうちに夜間の視力が低下してしまいます。

また、動体視力や明暗順応力、距離を把握する深視力などが衰え、歩行者や信号、標識、障害物などの発見の遅れや見落としなど、交通事故のリスクも高まります。

高齢運転者の交通事故の原因は主に以下の、

・注意力や集中力の低下
・瞬間的な判断の低下
・経験による甘い判断

などの安全不確認による不注意によるものだそうです。

 

そのため70歳以上の高齢者に対して運転免許更新時に、夜間視力の測定が義務付けられています。

 

加齢だけではない視力低下の原因

夜間の視力低下は加齢だけでなく、白内障や緑内障、網膜色素変性症、糖尿病網膜症などの病気が原因である場合もあります。

白内障は手術で治療することができますが、緑内障や網膜色素変性症、糖尿病網膜症などは進行を遅らせる治療しかありません。

緑内障は失明原因の第1位で、40歳以上の約20人に1人は緑内障だそうですが、初期に自覚症状がないので、徐々に視野にかすみがかかってきたり、夜間の視力が低下したり進行するケースが多いそうです。

 

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生活環境による視力の低下

仕事や生活環境によっても視力の低下は起こります。

仕事やゲームなどで長時間パソコンやスマホなどを使用すると、急激に視力が下がってしまいます。

また、テレビなどをまっすぐに見ないで、斜めから見たり変な角度で見ると、眼球が歪んで乱視になり急激に視力が低下してしまいます。

暗い部屋などで勉強をしたり、本を読んだりすることも視力の低下の原因になります。

急激な視力低下を放っておくと、失明するリスクになるので早めに眼科を受診しましょう。

 

見えにくさを感じたら眼科へ!

高齢者の視力低下は認知症とも関係があるようです。

また、視力が低下すると活動量も低下して、ロコモ(運動器症候群)やフレイル(虚弱)のリスクが高くなります。

にもかかわらず、ものが見えにくくなったのは歳のせいと考えて、眼科を受診しないお年寄りが多いようです。

夜間に関わらず見えにくいと感じたら、早めに眼科を受診して正しい診断を受けましょう。

視覚障害を予防するためにも、40歳になったら一度視力や眼圧、眼底、視野検査を受けましょう!

 

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