コロナ鬱のチェックリスト|症状と原因・その予防法や対処法とは
もくじ
コロナ鬱の症状と原因
新型コロナウイルスの感染予防や拡大防止のため、マスクを着用やソーシャルディスタンス、3密を避けるなど「あたらしい生活様式」を実践するなか、コロナ疲れやコロナストレスなどが原因となってコロナ鬱になってしまう可能性があります。
次のような症状が長く続くときは要注意です。
・コロナのことが気になり一日中不安
・コロナのニュースを聞くと落ち込んでしまう
・気分が晴れず気力がわかない
・夜眠れず疲れが取れない
・コロナが気になり集中できない
などで、放置すると悪化する可能性があるので、早めに心療内科などに相談しましょう。
コロナ鬱のチェックリスト
新型コロナウイルス感染への不安や心配などさまざまなストレスによって、気分が沈んだり、気力が低下したりする状態などが2週間以上続く場合をコロナ鬱と呼んでいるそうです。
自分がコロナ鬱の可能性があるか、セルフチェックしてみてください。
□コロナで一日中不安
□コロナのニュースを見ると落ち込む
□意欲が出ず興味が持てない
□疲れが取れない・だるい
□仕事や家事に集中できない
□3密に敏感になりすぎる
□イライラしたり落ち着きがない
□考えがまとまらず決断できない
□眠れない、または眠りすぎる
□食欲がない、または食べ過ぎる
0~ 2個:コロナうつではない
3~ 4個:軽度のコロナうつ
5~ 7個:中程度のコロナうつ
8~10個:重度のコロナうつ
放っておくと悪化する可能性があるので、早めに医療機関を受診して相談しましょう。
コロナ鬱を予防するには
コロナ鬱を予防するには原因となっているストレスをコントロールする必要があります。
不安が強くなると生活習慣が乱れがちになるので、栄養バランスの取れた食生活や良質な睡眠など生活習慣を整えましょう。
また、軽い運動は鬱だけでなく心の不調の予防にも効果があると言われているので、散歩やストレッチなど無理せずできる範囲で体を動かしましょう。
コロナの情報は、有益な情報や不確かな情報など様々な情報が日々流れてきます。
情報に振り回されないためにも、情報発信源などを確認して信頼できる情報を取り入れることで、ストレスのコントロールに役立ちます。
コロナ鬱の対処法
不安やストレスをコントロールする対処法を紹介します。
一人ひとりが正しい感染対策に取り組む
感染防止の基本は、身体的距離の確保、マスクの着用、手洗いです。
不要不急の外出や人混みを避け感染リスクを軽減しましょう。
信頼できる情報を手に入れる
情報を過剰に取り入れると、かえって不安感や恐怖を感じ「コロナ疲れ」や「コロナ鬱」を進行させてしまいます。
必要な情報を手に入れることは大切ですが、過敏になるのではなく信用のできる正しい情報をもとに適切に行動できるように工夫しましょう。
生活習慣を整え免疫力を高めましょう!
重症化しないためには免疫力を高める事が重要です。
生活のリズムを整え、栄養バランスの取れた食生活、質の良い睡眠、適度に運動することは免疫力を高めるのに効果的です。
緊張や不安を和らげる方法
緊張や不安を自分でコントロールできる方法を身につけることも重要です。
緊張すると呼吸が早くなるので、ゆっくりと深呼吸をして、意識的に呼吸数を少なくすることで、リラックスすることができます。
まとめ
コロナ鬱は、コロナ疲れやコロナストレスなどが原因となります。
自分がコロナ鬱の可能性があるかセルフチェックし、
・正しい感染予防対策に取り組むみ
・信頼できる情報を手に入れ
・栄養バランスの取れた食生活や良質な睡眠を心がけ
・生活習慣を整え免疫力を高め
・散歩やストレッチなど無理せずできる範囲で体を動かし
ストレスをうまくコントロールしましょう。
うつ病は放置するとますます悪化してしまう可能性があります。
少しでも気になる症状があれば、早めに心療内科や精神科に相談しましょう。