冬の事故から高齢者を守ろう|年末年始は三つの事故に注意しましょう!


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冬の事故から高齢者を守ろう!

年末年始には、家庭で起きる三つの事故に注意しましょう。

一つ目は、お雑煮やお汁粉など正月に食べる機会が増える、もちによる窒息事故です。

毎年、喉につまらせる事故が発生しているそうで、喉につまらせた救急搬送者の約9割が、65歳以上のお年寄りだそうです。

また、65歳以上の高齢者のもちを詰まらせた窒息事故による死亡事故の4割が、1月、2割が正月三が日に発生しているそうです。

二つ目は、入浴中の溺水事故で、高齢者の溺水事故による救急搬送者は、1月が最も多く次に12月だそうです。

搬送車の約9割は初診の段階で重症だったそうですよ。

三つ目は、転倒、転落事故だそうです。

厚生労働省によると、65歳以上では介護が必要となった原因の4位が骨折・転倒だそうです。

この三つの事故がお年寄りに多いのは、身体機能が低下が主な原因だそうです。

 

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窒息事故の対策ポイント

年をとると、歯の衰えや唾液量が少なくなるため、噛む力や飲み込む力が弱くなってしまいます。

また咳などで食べ物を外に押し出す力も衰えてしまうので、食べ物を詰まらせ窒息するリスクが高くなります。

特にくっつきやすい餅は、温度は下がるほど付着性が増すので、喉を通るときに温度が下がるので付着しやすくなるそうです。

餅による窒息事故を防ぐためのポイント

・餅は、小さく切り、食べやすい大きさにする
・お茶や汁物などを飲み、喉を潤してから食べる
ただし、よく噛まないうちにお茶などで流し込むのは危険
・一口の量は無理なく食べられる量に
・ゆっくりとよく噛んでから飲み込む
・高齢者が餅を食べる際は、周りの人も食事の様子に注意を払い見守る

 

入浴中の溺水事故の対策ポイント

加齢に伴い血圧を正常に保つ機能は一般的に低下してしまいます。

暖かい部屋から寒い脱衣所、温かい湯船と急激な温度変化によって血圧が大きく変動すると意識を失う恐れがあり、入浴中の溺水事故につながると考えられているそうです。

事故を防ぐには寒暖差を減らす工夫が必要です。

溺水事故を防ぐためのポイント

・入浴前に脱衣所や浴室を暖める
・湯温は41度以下、湯につかる時間は10分までを目安に
(温度計やタイマーを活用)
・浴槽から急に立ち上がらない
・食後すぐの入浴や、飲酒後、医薬品服用後の入浴は避ける
・入浴する前に同居者に一声掛ける

 

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転倒・転落事故の対策ポイント

大掃除をする12月は転倒事故が増えるそうです。

脚立などを使用しての高所作業は極力控え、使用する場合は広いステップのものなど、体のバランスを取りやすいものを選び、安定した場所で使用しましょう。

また、こたつやカーペットなどのコートやマットで転倒する危険もあります。

転倒転落事故を防ぐためのポイント

・脚立やはしごを使用した高所作業は極力控える
使用する場合は広いステップや上枠がついた身体のバランスを取りやすいものを使う
安定した場所で無理なく行う
・コードの配線は壁をはわせるなど歩く動線を避ける
・めくれやすいカーペット縁に目立つテープを張り固定する
・1~2センチの段差はつまずきやすいのでスロープをつけたり目立つようにする
・滑りやすい靴下やスリッパは使用しない
・照明などで足元を明るくする

 

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