火災警報器の義務化と罰則|設置場所や点検方法・交換のタイミングは?


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住宅用火災警報器の設置義務と罰則

住宅用火災警報器は、火災による煙や熱をいち早く検知して、音声や警報音で火災発生を知らせ迅速に避難や初期消火につなげることができます。

消防法では新築住宅は2006年6月から、既存住宅は最も遅い地域でも2011年6月以降は設置が義務化され、全国すべての住宅で設置が義務付けられています。

しかし罰則はないので、住宅用火災警報器の全国の設置率は2018年6月時点で81.6%で、2割近くは未設置でだそうです。

罰則はないですが、家族や自分の命を守るためにも必ず設置しましょう。

 

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住宅用火災警報器の設置場所

火災警報器の設置場所は、基本的には寝室と寝室がある階の階段上部に設置する必要があります。

 

◆平屋建ての場合

寝室に設置

 

 

◆2階建ての場合

・寝室が1階のみ
1階の寝室に設置

 

・寝室が2階のみ
2階の寝室と2階の階段の上部の2箇所に設置

 

・寝室が1階、2階にある場合
1階と2階の寝室と、2階の階段の上部の3箇所に設置

 

◆3階建ての場合

 

・寝室が1階のみ
1階の寝室と3階の階段上部の2箇所に設置

 

 

・寝室が2階のも
2階の寝室と2階の階段の上部の2箇所に設置

 

 

・寝室が3階のみ
3階の寝室と、3階の階段の上部、1階の階段上部の3箇所に設置

 

「住宅用火災警報器Q&A」(消防庁)を加工して作成

 

市町村の火災予防条例により、台所やその他の居室にも設置が必要な地域があるので、詳しくは管轄の消防本部・消防署に確認してください。

 

住宅用火災警報器の交換推奨時期

火災警報器は電子部品の劣化や電池切れなどで火災を感知しなくなったり、故障しやすくなったりするので、設置後10年経過したものについては交換することが推奨されています。

東京消防庁が19年に実施した火災警報器に関する調査では、交換の推奨は知っているが実施していないが約14%、知らなかったが約31%だったそうです。

火災から家族や自分の命を守るためにも、いざというときに正常に動作するように点検などの維持管理をしっかり行いましょう。

 

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火災警報器の点検方法

火災警報器の点検方法は簡単です。

火災警報器本体のボタンを押すか、付属のひもを引くだけですので、半年に1回は点検しましょう。

正常であれば音声や警報音がなりますが、鳴らないときは電池がきちんとセットされているかを確認しましょう。

それでも正常に動作しない場合は、電池切れか本体の故障が考えられますので、速やかに電池や本体の交換をしましょう。

また、設置から10年が経過すると故障する確立が高くなるので、10年以上立っているものはホームセンターや家電量販店などで購入できるので交換しましょう。

 

こまめに手入れしましょう!

ホコリが付くと感知しにくくなるので、汚れが目立ってきたら乾いた布で拭き取りましょう。

台所に設置されている場合は、油や煙などで汚れが付着することがあるので、布を水で濡らし十分に絞って拭き掃除をしましょう。

 

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