住宅火災の原因と防火のポイントとは|発見した時は「火事だ!」と大声で叫ぼう!


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出火の原因と減少する住宅火災

令和元年の建物火災の出火原因の1位はこんろで、続いてタバコ、放火、電気機器、配線器具の順となっているそうでが、住宅火災は年々減少傾向にあるそうです。

暖房器具などの変化や、2006年から始まった住宅用火災警報器設置の義務化などが減少に大きな影響を与えています。

警報機の設置は、加齢により視力が衰えたり鼻がききにくくなったりするお年寄りには、いち早く危険を教えてくれるものなので必ず設置しましょう。

火災警報器には熱式と煙式がありますが、消防法令では寝室や階段室には煙式の設置が義務付けられています。

熱式は台所や車庫などの、大量の煙や湯気が滞留する場所などに適しているそうです。

耐用年数は10年程度ですので、耐用年数が過ぎている場合は本体ごと買い換え、年に2回は点検しましょう。

 

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寝具は燃えにくいものがおすすめ

夜寝ている間に起こる火災は死亡率が上がります。

布団などの寝具は燃えにくい素材のものを使いましょう。

タバコを吸う人は、消したはずのタバコの吸い殻から出火したり、寝タバコが原因で出火したりすることがあるので特に注意しましょう。

石油や電気ストーブなど、裸火が露出している暖房器具に布団などが触れて出火することもあるので、裸火の暖房器具やマッチ、ロウソクなどは使わないようにしましょう。

 

電気火災にも注意しましょう!

エアコンや電気ストーブなど電気製品は生活において欠かせないものですが、電気火災が増えているので注意が必要です。

コンセントがショートしたりトラッキング現象を起こし発火することがあます。

トラッキング現象

トラッキング現象とは、コンセントに咲きっぱなしのプラグにホコリ等がたまり、湿気などの水分が付着して電気が流れ、発火する現象のことです。

これは電源がOFFでも発生するので、留守や夜中でもいつでも起こる現象です。

トラッキング現象による火災を防止するには、

① 使用しない時はプラグを抜く

② コンセントに差しっぱなし場合は時々点検してホコリを拭き取る

③ トラッキング防止加工された電気コードや、ほこりが溜まらないプラグカバーなどを使用する

電気ショート

電気コードの絶縁が劣化したり剥がれたりして、2本の銅線間に電気が流れたり接触して電気ショートを起こし発火します。

電気ショートによる火災を防止するには、

① 電気コードを束ねない(電線同士が温めあってコードが高温になる)
② たこ足配線をしない(たくさんの電気を使用することでコードが高温になる)
③ 電気コードが家具などの下敷きにならないようにする
④ 釘やステップルで打ちつけしない
⑤ プラグを抜くときは必ずプラグ本体を持って抜きコードを引っ張らない

 

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携帯電話のバッテリーにも注意が必要

携帯電話などのバッテリーを使う電化製品などにも注意が必要です。

本体が熱くなったり、落としたりしたあとに動きがおかしくなったり、出荷前に全長があることが多いので、使用を中止して専門店に相談しましょう。

 

住宅用消火器を設置しましょう

防火対策として家に住宅用消火器を設置しましょう。

住宅用消火器には、粉末タイプや強化液タイプ、エアゾール式などがあり、適応火災の絵表示されているので、必要な用途のものを選びましょう。

粉末タイプ

制炎性の優れた粉末の薬剤が広い範囲を覆って、火勢を抑え消火します。

ただし、放射時間が比較的短く浸透性がないので、天ぷら油など可燃物によっては再燃することがあります。

強化液タイプ

薬剤が霧状に放射され火を消火します。

水系なので、冷却効果と浸透性に優れて再燃防止効果が比較的高く、布団火災や、天ぷら火災に効果的です。

エアゾール式簡易消火具

消火薬剤を液化ガス又は圧縮ガスの圧力で、噴霧状等に放射して消火します。

天ぷら鍋の油の過熱による発火や石油ストーブの注油中の引火による火災、火の不始末によるくずかごの火災などの、比較的初期段階の火災に有効です。

また、ヘアスプレーなどの製品と同じような構造なので使いやすく、小さく軽量なのでお年寄りでもつかいやすいです。

 

ただし、破裂事故が報告され自主回収の対象となっている製品もあるので、注意が必要です。

===>>「エアゾール自主回収・廃棄処分について」

 

火災発見時の対応

火災を発見したら、まず大きな声で「火事だ!」と叫びましょう。

消せそうなくらい火が小さい場合は初期消火をし、火が大きい場合は無理せずすぐに安全な場所に避難し119番通報しましょう。

特にお年寄りは無理せずすぐに避難しましょう。

また、初期消火で火が消えたとしても、119番に通報しましょう。

一定時間すぎると火は急に大きくなるので、一度外に出たら絶対に室内に戻らないでください。

 

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