靴選びの時間帯はいつがいいの!夕方がいいってホントなの?
合わない靴はかかとに負担が
足の裏にかかる体重や衝撃は、かかとに70%、その他の部分に30%に分散されてかかります。
そのため合わない靴を選んでしまうと、特にかかとに負担がかかり過ぎ、かかとが外側や内側に倒れてしまい、外反母趾などの足の疾患だけでなく、膝や腰、肩、首などにも影響してしまいます。
自分に合った靴を選ぶことは、足の疾患などを予防することにもつながなります。
靴選びのポイント
靴選びのポイントには3つのポイントがあります。
① 足のサイズ
自分の足のサイズを正確に知ると、靴選びが簡単になり足の健康を保つことにもなります。
・足長:足の指先からかかとまでの長さ
・足幅:足の一番膨らんでいる部分の横幅
・足囲(ワイズ):足の一番膨らんでいる部分の外周
詳しく測りたい場合は靴屋さんで測ってもらいましょう。
② 靴選びの5条件
・かかとを指で押しても曲がらない程度の硬さがある
・足の指の付け根の関節部分でしなやかに曲がるもの
・甲を靴ひもやベルトで、マジックテープなどで押さえられる
・足の指が動かせるゆとり(10~15ミリ)がある
・かかとがしっかり包み3~5cmの高さがあるもの
③ 履き方
靴ひもを締め直すことでかかとが固定され、足が丸まり土踏まずのアーチが形成され、指先を動かして蹴り出せるようになります。
靴ひもを占める場合は、甲の部分は締めすぎず、足首をしっかり締めるように、つま先から4段目までは締めすぎないようにし、5段目から足首にかけてはしっかり締めましょう。
足首まで締めたら、ひもを上ではなく前方に引っ張って結ぶと、足首に靴がピッタリとフィットします。
また、なるべくスニーカーなどひも靴を履くようにし、おしゃれな靴は生活の3割位にするといいそうですよ。
足指のタイプ
足の指の長さは人によって人差し指が長かったり、ほとんどの指の長さが同じだったりと指の長さが違い、以下の3種類に分類されます。
エジプト型
ほとんどの日本人はエジプト型で、親指が一番長く小指に向かって大体い一直線に短くなっています。
靴のつま先(トゥ)が細すぎるものを履くと、親指が曲がってしまい外反母趾になりやすい傾向にあります。
ギリシャ型
親指よりも人差し指が長く山のような形の足型です。
靴のつま先(トゥ)が短めだったり、四角めだと人差し指が曲がってしまい、タコや靴ずれ、ハンマートゥの原因となります。
スクエア型
殆どの指の長さが同じで、上から見ると四角に見える足型です。
最も少ないタイプで指全体の幅が広く、なかなか合う靴を見つけるのが難しい足型で、靴のつま先(トゥ)が四角いものがおすすめです。
靴選びは夕方がいいってホントなの?
靴を選ぶなら、足が一番むくんでいる人が多い夕方がいいと言われていますが、本当に夕方が一番いいのでしょうか?
じっさい7割ほどの人が、夕方に一番足がむくむようです。
でも3割は他の時間帯に一番むくむので、一概に夕方がいいとは言えないようですね。
土踏まずのアーチは睡眠中に回復するので、午前中より午後からだんだんアーチの高さが下がり、足は大きくなりがちで合う靴のサイズが大きくなる傾向があるそうです。
なので買う時間帯によって選び方を変える必要があります。
午前中に買う場合
足がむくんでいない状態なので、夕方になると足がむくんで靴がきつくなる可能性があるので、少し小さいかなと思ったら、少し大きめを選んだほうがいいかも。
午前中に一番歩く人は午前中に靴を選んだほうが良さそうですね。
日中に買う場合
日中は少しずつむくんできている状態なので、午前中よりはサイズが大きく、夕方にはむくみが進み靴がきつくなる可能性があります。
なので朝はちょっと大きく感じ、夕方は少し小さく感じるかもしれませんが、午前中や夕方よりは差を感じないかも。。
日中に一番歩く人は日中に靴を選んだほうが良さそうですね。
夕方に買う場合
夕方はむくみのピークを迎えるので、一番足がむくんでいる状態です。
なので午前中はサイズが大きく感じ、日中は朝ほどは大きく感じにかも。
夕方に少し大きめの靴を選ぶと、朝はもっと大きく感じることになります。
大きすぎると感じた時は、中敷きを入れてサイズ調整をすることもできるので、夕方に一番歩く人は夕方に靴を選んだほうが良さそうですね。
まとめ
夕方に一番足がむくむ人は7割ほどだそうですので、靴選びは夕方がいいというのは間違いではないようですね。
でも人によって足がむくむ時間帯は違うので、一番歩く時間帯に靴を選ぶのがベストのようです。
ただし、サイズが小さくても大きくても調整できる靴を選べば、時間帯を気にする必要はないということになります。
あまり時間帯は気にせず、靴選びのポイントや足指のタイプを参考に、自分に合った靴を選んでください。