唾液腺のマッサージ|高齢者になると唾液の分泌量が減っちゃうんだよ!


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唾液ってどんな働きするの?

唾液は成人で1日あたり1~1.5リットル分泌され、口の中の健康を維持するためにいろいろな働きをしています。

・唾液に含まれる消化酵素アミラーゼで食べ物を消化する
・口の中の潤いを保って乾燥を防ぐ
・口内の細菌を洗い流し増殖を防ぐ
・口内を中性に保って最近が繁殖しにくい環境にする
・発音をなめらかにする

などの働きがあります。

その他にも、
・食事で溶け出したカルシウム分を歯に戻し歯質を強くする
・食べ物の味成分を溶かし、舌が味を感じるのを助ける
・口腔粘膜を保護する
・食べ物を飲み込みやすくする
・入れ歯を顎に吸着させ装着した位置を維持する

などの働きもあります。

 

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高齢者になると唾液の分泌量が減っちゃうんだよ

歯質を強くしたり細菌と戦ってくれる唾液は「宝の水」や「魔法の水」とも呼ばれたりするそうです。

しかし、硬いものやぱさつくものが食べにくくなったり、お茶屋汁物でむせるたり薬が飲みにくくなったり、口の中が乾きやすくなったりする場合は唾液の量が減ってきている可能性があります。

放っておくと口の中に細菌が増え、食べ物や唾液と一緒に気管に入ってしまい、肺が炎症を起こし「誤嚥性肺炎」や、口の中が乾燥して食べ物が通りにくくなる「口腔乾燥症(ドライマウス)」になってしまいます。

特に高齢者は服用する薬が多くなり、その薬の副作用などにより唾液の分泌量が減ったり、パーキンソン病などの病気がドライマウスの原因だったりする場合があるので、気になる場合は医師に相談しましょう。

 

唾液の分泌量を増やすには

口の中には唾液が出る場所があります。

特にたくさん分泌されるのは、耳の下にある「耳下腺」、左右の顎の下にある「顎下腺」、舌の下にある「舌下腺」で、そしゃくすることで刺激され唾液がたくさん分泌されます。

◆唾液の分泌を増やすために心がけること

・食事の時間を30分かけてゆっくりする
・噛みごたえのある食材を選ぶ
・食材を大きめに切る
・書簡の違う食材を複数使う
・水やお茶は食後に飲むようにする

◆唾液を増やす手軽なトレーニング

・人と話す
・歌を歌う
・笑う

など日常的に口を動かす。

 

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唾液腺マッサージ

ストレスや緊張で口の乾きや粘つきを感じたときに効果的なマッサージを紹介します。

① 耳下腺マッサージ

 

指全体で耳の前、上の奥歯のあたりを後ろから前へ、円を描くように優しくマッサージする。(10回程度)

 

 

② 顎下腺マッサージ

 

親指を顎の骨の内側の柔らかい部分に当て、耳の下から顎の下まで5箇所ぐらい順番に押す。(3往復程度)

 

 

③ 舌下腺マッサージ

 

両手の親指をそろえて、顎の下からゆっくりと押し上げる。(10回程度)
喉を押さないように気をつける。

 

 

舌の体操

舌の体操も唾液像に有効です。

① 舌の先に力を入れ、舌を出したり引っ込めたりする

② 舌をできるだけ前に出して、左右に動かす

③ 舌を出して鼻の頭や顎をなめるように上下に動かす

④ 舌を左回り、右回り、口の周りをなめるように交互に回す

 

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