下肢閉塞性動脈硬化の症状とは|重症になると下肢切断の危険も!


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下肢閉塞性動脈硬化症とは

下肢閉塞性動脈硬化症とは、足の筋肉や末梢組織に栄養を運ぶ血管の動脈硬化により、血管が狭くなったり(狭窄)、詰まったり(閉塞)する病気で、

血流が悪くなると足に酸素や栄養が十分に送ることができなくなり、さまざまな症状が起こります。

糖尿病や脂質異常症、高血圧症、喫煙、高尿酸血症、慢性腎臓病、肥満などの生活習慣病がある人ほど起こりやすい病気だそうで、動脈硬化は全身同時に進行するので、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞などと合併しやすい病気だそうです。

 

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下肢閉塞性動脈硬化症の症状

下肢閉塞性動脈硬化症の典型的な症状は、歩行後しばらくすると太ももやふくらはぎ、足先にかけていたくなりったり、だるくなったりするが、数分休むと症状が和らいでまた歩けるようになる「間欠性跛行」です。

歩くときには足の筋肉に多くの酸素や栄養が必要となりますが、血流が悪いとエネルギーの供給不足になり、筋肉が不調をきたすことで足に痛みが起こります。

数分休むとエネルギー不足が解消され痛みがなくなります。

病状が進行すると安静にしていても冷えや痛みが出たり、更に重症化すると足先への血流が極度に低下し、足の傷が広がったり(潰瘍)、足先が腐ってしまう(壊疽)こともあるそうです。

 

下肢閉塞性動脈硬化症の検査法

最も簡易的なスクリーニング検査としてABI検査があります。

足首の血圧は正常な状態では上腕の血圧より高いですが、下肢動脈が狭くなると足首の血圧が上腕の血圧より低くなっるそうです。

足首の血圧と上腕に血圧の比(ABI値)を測定しABI値が0.9以下の場合は、下肢閉塞性動脈硬化症の可能性が高くなります。

検査結果に応じて下肢動脈エコー検査、造影CT検査、MRI検査などで精査し、最終的にはカテーテルで下肢動脈造影検査を行い血管内腔の評価を行い、治療方針などを決定するそうです。

 

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下肢閉塞性動脈硬化症の治療法

症状や病変部位、重症度によって治療法が決定され、主に以下の4つの治療法が行われます。

① 薬物療法

血液をサラサラにする抗血小板剤や血流をよくする末梢血管拡張薬などを服用。

 

② 運動療法

運動は足への血流を増やし、危険因子を改善させる効果が期待でき、特に間欠性跛行の方に有効だそうです。

 

③ 血管内治療(カテーテル治療)

血管内にカテーテルという細い管を挿入し、病変部を風船(バルーン)で膨らませたり、金属の網目状の筒(ステント)で広げる手術。

 

④ 外科手術

狭窄や閉塞している動脈の内膜を取り除く外科的内膜摘除術と、病変部の上下を静脈や人工血管でつないで血液を流すバイパス手術があります。

足に難治性腫瘍や壊疽がある場合は、下肢切断しなければならない場合もあるそうです。

 

日常生活で気をつけること

生活習慣病や喫煙、肥満は動脈硬化の原因となり大敵です。

禁煙はもちろん適度な運動を行い生活習慣を改善しましょう。

特に愛の怪我などに注意しフットケアを行いましょう。

入浴時には、足に傷がないか、むくみがないかなどチェックして、足の裏や指の間などを清潔に保ち、怪我をしないように注意しましょう。

また靴のサイズが合わないと、傷やタコ、うおのめなどができてしまうので、自分に合った清潔な靴を履きましょう。

靴下もはいたほうがいいですよ!

 

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