貯筋運動ってどんな運動か知ってる?


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貯筋運動ってどんな運動なの?

「貯筋運動」は、筋肉を使うことでより筋肉を増やし貯めておくための運動で、鹿屋体育大学全学長の福永哲夫さんが提唱し、筋力・筋量をアップさせる1日15分程度の運動です。

 

「貯筋運動」の特徴

・いつでもどこでも実施可能
・体力に合わせて負荷の強さを調節
・歌に合わせてリズミカルにトレーニング

 

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「貯筋運動」の主なトレーニングメニュー

脚の力だけで椅子から立ち上がることができる場合の立位プログラム、立ち上がれない場合の座位プログラムがあります。

座位プログラム

◆椅子に座った状態で足を上げる「キック」

加齢とともに萎縮しやすい太ももの前側の筋肉(大腿四頭筋)を鍛えます。

 

 

◆太ももの前側やお尻の筋肉を鍛える「いす」

歩いたり、階段を上ったり、椅子から立ち上がる動作が楽に行えるようになります。

立位プログラム

◆股関節周りの筋肉を鍛える「アップ」

お風呂に入ったり、階段を上ったりする時ももを楽にあげられるようになります。

 

◆ふくらはぎの筋肉を鍛える「背伸び」

地面をける力が付き、元気に歩くことができるようになります。

 

 

などがあり、それぞれのメニューは16回を1~2セット行うことが目安です。

 

まずは一つのメニューから始めて、徐々にメニューを増やしましょう。

 

無理せず毎日続けることが大切です。

 

寝たきり防止に効果大!

筋力は年齢とともに落ちてしまいます。

特にお年寄りは足腰が衰え、歩行や椅子からの立ち上がり、階段の上り下りなど日常生活がスムーズにできなくなり、少しの段差でもつまづいて転倒しやすくなります。

筋力は50歳以降から1年間で1%ずつ低下するそうで、大腿四頭筋は全く動かさない状態でいると、2日で1%も減少することは判明しているそうです。

入院などで2週間寝たきりの生活を送ると、約7年分、年をとったのと同じだけ斤量が低下する計算になります。

日頃から貯筋運動を行っていれば、入院中に筋力が低下しても余裕があるので、退院後に普段の生活に戻りやすくなります。

 

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