ウェルシュ菌はカレーを加熱殺菌しても死滅しないそうですよ!


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冬でも発生するウェルシュ菌の食中毒

細菌やウイルスなどによる食中毒の予防には、食品を十分に加熱することが大事です。

ノロウイルスには、中心温度が85~90度以上で90秒以上加熱することが有効です。

しかし、ウェルシュ菌は加熱しても死滅しない細菌だそうです。

ウェルシュ菌は人や動物の腸管や土壌、水中などいろいろな場所に広く分布しています。

また、ウェルシュ菌による食中毒は季節を問わず、冬でも発生し年間で1000人以上が発症しているそうです。

 

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カレーを加熱殺菌しても死滅しない!

ウェルシュ菌による食中毒の主な症状は腹痛や下痢だそうです。

多くの場合は1~2日で回復しますが、お年寄りや子供はまれに重症化することがありるので注意が必要です。

菌が付着した肉や魚介類などを使用したカレーやシチュー、煮込み料理などは、特に注意が必要です。

カレーは時間が経過するほど美味しくなるので、、たくさん作って何日かで食べることも多いですが、

ウェルシュ菌は加熱調理して常温で放置し、温度が43~45度になると増殖するそうです。

また、酸素がなくても生存できるので、料理の中は生息するのに好ましい環境だそうですので、大量に作った料理は常温のまま放置しないようにしましょう。

 

なぜウェルシュ菌は死滅しないの?

ウェルシュ菌そのものは熱に弱いそうですが、加熱調理すると「芽胞」という殻を作り生き残るそうで、そのまま放置して温度が43~45度になると芽胞が発芽してウェルシュ菌が急速に増殖するそうです。

この芽胞ができるときにエンテロトキシンという毒素を産生し、下痢や腹痛の原因になるそうです。

「芽胞」は、加熱などの過酷な環境に対して強い抵抗性を持つ「耐熱性芽胞」を形成するそうで、100度で6時間加熱しても耐えるそうです。

そのため再度加熱しても死滅せず、芽胞と発芽を繰り返すので、常温での放置と加熱を繰り返すことは避けましょう。

 

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食中毒を起こさないための対策

ウェルシュ菌は1年中繁殖するので、大量に作ったカレーやシチュー、煮物料理を常温のまま放置しないようにしましょう。

保存する場合は底の浅い容器などに、できるだけ短い時間で温度が下がるように、一度で食べ切れる量を小分けして、冷蔵庫(10度以下)で保存しましょう。

再度加熱して食べる際は、鍋のそこまでしっかりかき混ぜながら、中心部まで十分に加熱(60度で10分以上)してウェルシュ菌を減らし、芽胞が発芽する前に食べてしまいましょう。

また、調理前や食事前には手洗いをしましょう!

 

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