目の疲労回復にいい食べ物|在宅ワークやオンライン授業などで疲れが溜まっていませんか?
目の不調は全身の不調に影響
物を見るとき脳は活発に働きます。
そのため目が疲れていると、一生懸命に見ようとしてより活発に脳が働き、脳が疲れ頭痛や肩こり、思考力の低下など全身の不調に影響してしまう場合があります。
目の疲れは仕事の生産性や生活の質などにも影響するので、目の使い方を見直し目を疲れさせないように心がけましょう。
パソコンやスマホを見るときは、1時間に1回10風程度は画面から目を離し休みましょう。
窓の外の緑や遠くを見るといいと言われますが、部屋の中のものでも近くのものと2メートル以上離れたものを、交互に見るのもいいそうです。
在宅ワークやオンライン授業などで疲れが溜まった時
在宅ワークやオンライン授業などで疲れが溜まってしまう場合は、パソコンの画面の角度などを見直しましょう。
画面の上端が目と同じ高さか15度下までにしましょう。
画面の明るさを下げたり、ブルーライトを抑える設定にするなど工夫することで、目の疲れを軽減することもできます。
また、ブルーライトを夜浴びると目がさえてしまい、睡眠が浅くなり疲れが取れず、免疫力の低下の原因になることもあります。
就寝2時間ほど前には画面を見るのをやめましょう。
目の疲労回復にいい食べ物
涙は目の表面を覆い乾燥を防いでくれ、外からの刺激から目を保護してくれます。
そんな涙の質を良くするには良質な脂である、DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)を含む魚を週1回は食べましょう。
ムチンは涙を目の表面に保ってくれる働きがあり、オクラや山芋、納豆などのネバネバした食べ物に豊富に含まれています。
ホウレン草に含まれるルティンを定期的に取ると体内にとどまり、目を紫外線などからも持ってくれます。
エビやサケなどの赤色の海産物にはアスタキサンチンが豊富に含まれ、抗酸化作用があり白内障や老眼を予防してくれます。
ビタミンA・C・Eは目の防御能力を高めてくれます。
肉や魚、緑黄色野菜などを毎食バランス良く食べることで取ることができます。
目薬の正しい使い方
目薬を使っている人は多いですが、意外と正しい目薬の使い方を知らない人が多いようです。
目薬を指した後にパチパチとまばたきをすると、涙が分泌されて目薬の成分が薄まってしまいますので、目を閉じて目頭を1分ほど押さえると最もよく効くそうですよ。
また、薬局などで買うときには成分をよく確認しましょう。
防腐剤などの成分が入っている目薬も多いので、コンタクトレンズ使用時には使えない目薬も多いので、コンタクト装着時でも使用できるものを選ぶましょう。
特に1日になんども使う場合は、防腐剤を含んでいない生理食塩水に近い目薬がおすすめです。
また、抗菌作用や充血度目の効果がある目薬は、過度に使うと抗菌剤に耐性のある菌ができたり、充血の本当の原因に気づかずに症状が悪化する場合があるので、長期間使う場合などは、医師に相談することをおすすめします。
目薬は一度開封して使用すると、雑菌が繁殖していくので、1ヶ月以内に使い切るようにしましょう。
症状が軽くても深刻な病気の場合も
コロナ禍で病院に行くのを控えている人も多いようですが、症状が軽くても深刻な病気の場合もあるので、少しでも不調を感じた場合は病院を受診することをおすすめします。
特に注意する必要がある病気は、
白内障
水晶体が年齢とともに白く濁って視力が低下する病気で、以下のような症状が特徴です。
・視界が全体的にかすむ
・視力が低下する
・光をまぶしく感じる
・暗いときと明るいときで見え方が違うなど
目をこすらないことや、紫外線対策が予防になります。
緑内障
眼球内の眼圧が上がることで視神経が障害され、目が見えづらくなる病気で、虹のような光が見えたり、片目で見たときに違和感が出たりします。
血流を悪くするタバコや運動不足、ストレスに注意しましょう。
加齢黄斑変性症
網膜の中心部の黄斑が加齢などで障害されて、見え方が悪くなる病気で、視界の中心が歪んで見えるのが特徴です。
脂質のとりすぎやブルーライトに注意しましょう。