頸椎症性脊髄症の原因ってなんなの|その手先の痛みやしびれ大丈夫!


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頸椎症性脊髄症の原因とは

頸椎症性脊髄症は首の痛みを生じる病気で最も多い病気で、背骨の中にある脊柱管の中を通っている脊髄が、骨や椎間板の変化によって圧迫され起こります。

また、脊椎から枝分かれした神経が圧迫されて、腕から指のしびれや頭痛、めまいの症状が起きるものを「頸椎症性神経根症」といい、頸椎症性脊髄症と同時に発症することもあります。

その他にも、

椎間板が飛び出して脊椎を圧迫する「椎間板ヘルニア」

難病に指定されている「後縦靱帯骨化症」などもあります。

頸椎症性脊髄症は、高齢になるほど発症率が高いそうで、80歳以上では3割近くの人が頸椎の変形のため、脊髄が圧迫されていると報告されているそうです。

 

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その手先の痛みやしびれ大丈夫!

頸椎症性脊髄症の主な症状は、手足のしびれや痛みで、電気が走るようなビリビリとした痛みや、手指が動かしにくくなったりします。

歩きにくさを感じる人もいるそうで、特に階段を降りるときに手すりが必要になる場合も多いそうです。

また、上を向くことができないほど首が痛くなる場合もあり、うがいができなかったり、目薬がさせなっかたりする場合もあるそうですよ。

 

頸椎症性脊髄症の治療法

頸椎症性脊髄症は、エックス線検査やMRI検査などの画像検査で診断することができます。

治療法には保存療法と手術療法があります。

保存療法

保存療法には、薬物療法、温熱療法、光線療法、牽引療法などがあります。

 

・薬物療法

炎症を抑える非ステロイド性消炎鎮痛剤や、しびれを改善するビタミンB12、筋肉の緊張をほぐす筋弛緩剤、神経に作用する鎮痛剤などを使用して痛みを抑えます。

 

・温熱療法

「ホットパック」「赤外線」「超短波」「マイクロ波」などで、体を温めて血行を良くして筋肉のコリをほぐし、痛みを軽減します。

 

・光線療法

波長の短い電磁波エネルギーを照射して、首回りの筋肉やスジを柔らかくして血行を良くし、神経の圧迫を軽減することで、痛みやしびれを軽減します。

 

・牽引療法

頚椎を引っ張ることで狭くなった骨の間隔を拡げ、神経根や椎間板への圧力を軽減させ痛みやしびれを軽減します。

 

手術療法

保存療法で改善できない場合や、日常生活に支障をきたす場合には手術が検討されます。

手術には椎弓形成術、前方除圧固定術、後方除圧固定術などがあり、殆どの場合、全身麻酔が必要ですが、出血量も少なく、傷も小さく、手術時間も短くなっています。

 

・椎弓形成術

頸椎の後ろの部分である椎弓という部分を開き、脊柱管を広げ、脊髄の圧迫を取り除く手術です。

 

・前方除圧固定術

首の前方から手術を行い、椎体の骨棘や椎間板を削ることで神経の圧迫を取り除く手術です。

 

・後方除圧固定術

首の後方からの手術で、椎弓形成術に加え椎体をスクリューで固定する手術です。

 

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頸椎症性脊髄症の予防法

手術で症状は改善されますが、発症してからの期間や年齢などによって改善の度合いは変わります。

発症してからの期間が長いほど改善が不十分であったり、合併症を発症する可能性もあります。

また、2~4週間ほど入院が必要となり、退院しても3~12ヶ月ほど通院が必要で、仕事などの復帰は1~2ヶ月が目安だそうです。

頸椎症性脊髄症を予防するためには、日頃から首などへの負担や姿勢を見直すなど、生活習慣を改善する必要があります。

姿勢を改善するだけで、進行が止まったり症状が改善することもあります。

また、お風呂や適度な運動をすることで血行が改善し、症状の改善も期待できます。

併せて冷房を避けたり、温かい飲み物や食べ物を摂取することもおすすめです。

日常生活に支障をきたすような痛みがある場合は、我慢せずに整形外科や脊髄外科を受診しましょう。

 

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