そのセキュリティ警告は本物ですか?サポート詐欺に騙されないで!


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サポート詐欺の手口

ここ数年国民生活センターには、年間5000件以上のサポート詐欺に関する相談が寄せられているそうです。

全体の約6割は60代以上からの相談だそうで、支払ってしまった金額の平均は20万円を超えるそうで、クレジットカードやプリペイド型電子マネーの手口が増えているそうです。

プリペイド型電子マネーは、購入後番号部分を削り、その番号を使用すれば誰でも簡単に決済ができてしまい、クレジットカードと違い、関係ない他人が使用すても一度漬かったものは基本的に取り消せず、勝手に利用されても料金を取り戻すことが難しいそうです。

 

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サポート詐欺の事例

70代の男性がパソコンでインターネットを利用中に、突然警告音がなり、画面に「ウイルスに感染してる」ので電話するように促す警告画面が表示され、画面に表示されているサポート窓口に連絡すると、

「ウイルスを除去する」と言われ、作業費として3万5000円分のプリペイド型電子マネーを購入するように指示され、

番号を伝えると「番号が間違っているので、もう一度購入してください」と言われ、不審に思ったので電話を切った。

その後、パソコン専門店で調べてもらったが、ウイルスには感染していなかったそうです。

このように警告画面や警告音で慌てさせ、連絡するように誘導されるので注意しましょう。

 

セキュリティ警告が出たら

警告画面が表示されたり警告音が出ても慌てずに、まず偽物ではないかと疑いましょう。

絶対に画面に表示されている連絡先には電話をしてはいけません。

連絡してしまうと、すぐにウイルスを除去しないと大変なことになると不安をあおられ、断ることができなくなってしまう場合がおおく、

ウイルスを除去しているふりをして、感染していると思い込ませ、料金を請求してくるそうです。

 

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警告画面や警告音が出たときの対処法

警告画面が表示されてもそれだけでは被害はないので、慌てずに冷静に対応しましょう。

警告音で不安をあおってくるので、音量調整ができる場合はスピーカーマークをクリックして、音量をゼロにしましょう。

 

警告画面を消す場合は、「×(閉じる)」でブラウザを終了しましょう。

 

クリックしても閉じられない場合は、

キーボードの「Alt」+「F4」を同時に押すとブラウザを終了することができます。

 

それでも閉じることができない場合は、

警告画面を消す場合は、パソコンの「Ctrl」「Alt」「Delete(Del)」を同時に押し、タスクマネージャーを起動させ、自分が使っているブラウザー(Google ChromeやMicrosoft edge)を終了させましょう。

 

どうしても警告画面が消えない場合は、

「電源ボタンを3~4秒以上長押しパソコンの電源を落とし、パソコンを再起動しましょう。

 

自分で判断せず周りに相談

お年寄りやパソコンなどに不慣れな場合は、セキュリティ警告が本物なのか判断するのはむずかしいと思いますので、まずは偽物ではないかと疑い、自分だけで判断せず周りの人に対処方法を相談しましょう。

不安な場合やトラブルは、消費者ホットライン(℡188)に相談してください。

 

警告画面の消去法など、パソコンなどに関する技術的な相談やアドバイスは、

独立法人情報処理推進機構(IPA)の「情報セキュリティ安心相談窓口」で相談できるそうです。

 

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