心筋梗塞の原因ってなに? 治療法は?


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心筋梗塞ってどんな病気?

心筋梗塞は、心臓を動かしている筋肉(心筋)に、酸素や栄養を含んだ血液を心臓に送る冠動脈が詰まり、酸素や栄養を供給できなくなって心筋が死んでしまう病気で、死んでしまった心筋は再生せず動かなくなります。

発症時に適切な処置を受けないと突然死の可能性があり、突然死を免れても壊死の範囲によっては心臓の働きが低下し、息切れやむくみが出る慢性心不全になってしまい、その後の日常生活に支障をきたすこともあります。

60~70歳前後以上の年齢層に多い病気ですが、最近では40歳前後からの発症も増えています。

また、ほとんどの場合は突然発症する急性心筋梗塞ですが、知らないうちに冠動脈が詰まる心筋梗塞もあるそうです。

 

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心筋梗塞の原因ってなに?

心筋梗塞の多くは動脈硬化が原因です。

動脈硬化は加齢により進行しますが、その他にも

・高血圧や糖尿病
・脂質異常(血液中のコレステロールや中性脂肪の値が高い状態)などの持病
・喫煙や過量飲酒の習慣
・塩分や脂肪分の多い食習慣
・寝不足や運動不足
・肥満
・心身のストレス

などが挙げられます。

 

急性心筋梗塞が起きる原因

動脈硬化が進行すると、冠動脈の内側の壁の中にコレステロールや、さまざまな細胞が入り込んでコブ状の盛り上がりができます。

この表面が何らかのきっかけで傷ついて破裂すると、その表面で急速に血の塊(血栓)ができて血管が詰まってしまいます。

この状態が急性心筋梗塞で、心身の披露が重なった状態に、強い精神的ストレスや、急激な温度変化などがきっかけになって発症することが多いそうです。

 

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心筋梗塞の治療法は?

突然死を防ぎ、心臓の機能低下による心不全などの後遺障害を最小限にするためには、迅速な診断と治療が鍵となります。

急性心筋梗塞の疑いがある場合は、心電図検査と並行して血液検査、心エコー検査などを行います。

急性心筋梗塞と診断された場合は、直ちに心臓カテーテル(手首や足の付け根から挿入する細い管)による冠動脈造影検査を行い、詰まっている部位を確認します。

急性心筋梗塞の原因と判断されれば、詰まりを取り除いて血流を再開通させる再灌流療法を行います。

その後は、心筋梗塞の再発を予防し心臓の機能低下を抑えつために、数種類の薬剤を継続して服用します。

・抗血小板剤(血栓形成を予防する薬剤)
・スタチンと呼ばれるコレステロール低下薬

などを組み合わせて服用。

また、再発や心不全発症の予防のためには、適度な運動、生活習慣の改善も重要な治療となります。

 

心筋梗塞にならないために!

心筋梗塞にならないためには、動脈硬化を予防することが重要です。

そのためには、高血圧や脂質異常、糖尿病などの持病があれば必要に応じて治療を受け、寝不足や運動不足にならないように心がけ、タバコはやめてストレスをためすぎないように注意しましょう。

発症してしまったら、少しでも早く再灌流療法を受けましょう。

理想的には2~3時間以内

可能であれば5~6時間以内に再灌流療法を受けましょう!

そのためにも、今までに感じたことがないような胸や背中の激痛が起こった場合、特に冷や汗や吐き気・嘔吐を伴った場合は、カテーテル治療ができる医療機関を可能な限り迅速に受診しましょう。

ためらわずに救急車を呼びましょう!

 

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