男性にも更年期障害はあるの?そのチェック方法や原因・症状・治療法とは


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男性にも更年期障害はあるの

女性の更年期は45~55歳頃に起こるそうで、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が急激に減少することでホルモンのバランスが崩れ、心身にさまざまな不調があらわれたりするそうです。

男性の場合は、男性ホルモンの代表であるテストステロンが減少することで、心身にいろいろな不調が起こるそうです。

女性の場合は、一定の時期(閉経期)に誰でも更年期を迎えるそうですが、男性の場合は誰でも迎えるわけではなく、時期もまちまちで女性と異なり、時間がたてば治まるとも言い切れないそうです。

 

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男性の更年期障害の症状とは

テストステロンは社会性ホルモンと呼ばれ、意欲や認知力、筋力、統率力、好献心、ストレス耐性、生殖機能などを高めるそうです。

テストステロンの分泌量の増減は個人差があるそうで、高齢になってもそれほど減らない人もいれば、30代で激減する人もいるそうですが、

社会的な要因や生活習慣なども影響するそうで、症状は大きく身体的なものと精神的なものに分けられるそうです。

◆身体的な症状

・筋力や体力の低下
・性欲の低下や勃起不全
・肥満や内臓脂肪の増加
・発汗やほてり
・関節痛や筋肉痛
・頻尿や頭痛

◆精神的な症状

・イライラや不安感
・不眠やうつ
・集中力や記憶力の低下
・自信喪失や自己否定感
・人間関係や仕事への興味喪失

男性の更年期障害は放置すると、生活習慣病や心臓病、脳卒中などの重大な病気のリスクを高めるだけでなく、仕事や家庭生活にも支障をきたす可能性があるので、上記のような症状がある場合は、早めに医師に相談しましょう。

 

男性の更年期障害の診断方法

更年期障害の診断は、問診と血液検査によって行われるそうです。

問診は国際的に使われている調査票「AMS」を使って体や心の状態、性機能の低下の有無や程度などを調べるそうです。

AMS調査票はセルフチェックもできるそうです。

以下の17項目に対して自分の状態を評価し、症状がなければ1、非常に重ければ5と、各項目に1~5の点をつけ、

26点以下は健康、27~36点は軽症、37~49点は中等症、50点以上は重症と診断されるそうです。

 

・調子が思わしくない。(健康状態、本人自身の感じ方)
・腰や膝など関節や筋肉が痛い(腰痛、関節痛、手足の痛み、背中の痛み)
・急に汗をかいたり、ほてったりする
・寝付きが悪い、ぐっすり眠れない
・よく眠くなる、疲れを感じる
・イライラする
・神経質になった、落ち着かない
・急に不安になる
・身体の疲労や行動力の低下
・筋力の低下
・気持ちが沈む
・人生の絶頂期は過ぎたと感じる
・力尽きた、どん底にいると感じる
・ひげの伸びが遅くなった
・性的能力の衰えた
・早期勃起が減った
・性欲がなくなった

 

50点 以上 ⇒ 重度の可能性あり、専門医を受診しましょう!
37点~49点 ⇒ 中等度の可能性あり。専門医を受診しましょう!
27点~36点 ⇒ 軽度の可能性あり。
17点~26点 ⇒ まだ大丈夫です。休養と気分転換を!
50点 以上 ⇒ 大丈夫健康です。

 

血液検査では、男性ホルモン(テストステロン)やその他のホルモン(FSH、LHなど)の値を測定し、男性ホルモンが低下している場合は男性更年期障害の可能性が高まります。

国際的には、血中のテストステロン値が300ng/ml以下であると、男性更年期障害と診断されるそうです。

また、日本ではテストステロンのサブタイプである遊離テストステロンの研究が進んでいるそうで、遊離テストステロン8.5pg/ml以下であれば男性更年期障害と診断されるそうです。

ただし、テストステロンの分泌量の増減は個人差があるそうで、数値が正常であっても重度の症状が出る場合や、数値が悪くても全く問題ない場合があるそうで、個々の患者さんに対して対応していく必要があるそうです。

 

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男性更年期障害の治療法

中・軽症であれば、生活環境を改善したり、ビタミン剤や漢方薬を処方して、テストステロンの増加を図るそうです。

最大の治療法であり予防法は自己肯定感を高める環境づくりだそうです。

職場の同僚同士で認め会える場や気を使わない旧友などと会うことなど、自己肯定感を高める環境を作りましょう。

また、運動することでテストステロンを増やすこともできるそうなので、1人で運動するのではなく、ナイススイングなどとたたえ合えるゴルフや野球など、仲間と行うスポーツが効果的だそうです。

とにかく他人とつながる、仲間を作り集まって認め合い、前へ進もうと励まし合うことが大切だそうです。

食事ではテストステロンを高める栄養素を含む食材を取りましょう。

代表的な食材は、ビタミンDが豊富な鮭や、亜鉛が豊富な貝類などを取りましょう。

ビタミン剤などで補うことも良いそうですよ。

重症者には、高濃度のテストステロンを2~4週間に1回、筋肉注射して直接補充するそうです。

 

男性更年期障害は何科を受診すべき?

男性更年期障害を専門的に診断・治療しているのは「泌尿器科」だそうです。

たたし、すべての泌尿器科で対応しているわけではないそうですので、病院のホームページなどで確認する必要があります。

日本メンズヘルス医学会は、泌尿器科の医師が中心に男性更年期障害を専門的に研究しているそうですので、ホームページから確認してみてください。

==>「日本メンズヘルス医学会 メンズヘルス外来一覧」

 

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