後脛骨筋の痛みと原因|進行すると足の関節が変形し手術が必要に!


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後脛骨筋の痛みと原因

後脛骨筋は、脛骨(すね)の後ろにある筋肉で、ふくらはぎの深い位置にあり、内くるぶしの下を通って足の舟状骨につながり、土踏まずのアーチを引き上げています。

後脛骨筋の痛みは、加齢による筋力低下や運動のやりすぎ、捻挫、過度な体重負荷などで土踏まずのアーチ部分が下がり、後脛骨筋腱が損傷して腫れや痛み扁平足が起こります。

この状態を後脛骨筋腱機能不全症といい、40~60代以降の女性に多く、足関節の内くるぶし周囲に痛みや腫れが起こり、つま先立ちが困難になってしまいます。

 

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進行すると足の関節が変形

後脛骨筋腱機能不全症の診断は、

① 後脛骨筋腱がある内くるぶし周囲の腫れや痛みの有無

② 片足立ちでかかとを上げられるかどうか

の2点を確認します。

初期は長時間歩くと、内くるぶしの後ろに張りや痛みが出ますが、運動機能は正常で変形もしていません。

進行すると扁平足が強まり、外くるぶしの下にも痛みが出て足全体に痛みが強まり、後脛骨筋が機能せず、片足立ちでかかとを十分に上げられなくなります。

 

後脛骨筋腱機能不全症の症状レベル

後脛骨筋腱機能不全症の症状レベルは1期~4期に分類されます。

1期

症状
・足の変形はないが炎症や痛みがある

治療
・安静を保ち運動を制限し、薬の服用や患部への注射を行う

2期

症状
・足が変形し始める

治療
・手術が必要で、2期前半の場合、踵骨骨切り術や長趾屈筋腱移行術を行い、2期後半の場合は、外側支柱延長術を行います。

・術後歩行できるまで約6~8週間かかり、日常生活に戻れるまでには約3ヶ月かかります。

3期・4期

症状
・正座や長時間の歩行が困難になる

治療
・手術が人値や腱、骨と広範囲に及び、2期よりも完治までさらに時間がかかります。

 

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放置せず早めに受診治療しましょう!

後脛骨筋腱機能不全症は、一般的にはあまり知られていないため捻挫と間違われ、症状が進行してしまうことが多い疾患です。

内くるぶしの痛みや腫れがある場合は放置せず、整形外科を早めに受診しましょう。

また、家族に足を引きずって歩いたり、内くるぶしの痛みを訴えた場合も早めに受信するように進めてください。

 

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