隣の木の枝が! 近隣トラブルを解決する方法


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夜中にゴリゴリと壁が悲鳴を!!

隣のマンションの梅の木の枝が伸びて、風でうちの壁をゴリゴリとぶつかるので、マンションの管理会社に連絡して剪定してもらいました。

5年ほど前にも剪定してもらったのですが、そろそろ管理会社に連絡しようと思いながら後回しにしていたのですが、風の強い夜中にゴリゴリと家の壁が悲鳴をあげだしてしまいました。

5年ほど前にも剪定してもらったのですが、その時とは管理会社が変わってたので対応してくれるかちょっと心配でした。

ネットなどで調べるとなかなか対応してくれないなど、結構トラブルも多いようですね。

くれぐれも枝を勝手に切ったりしないでくださいね。

 

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いつの間にか隣のマンションの木が!!

今年は雪も少なく天気が良かったせいなのか、思いのほか枝が伸びるのが早く、まだまだ大丈夫と思っているうちに、風が強い日にゴリゴリと壁にぶつかるようになってしまいました。

窓を見ると梅の木の枝がすぐそばに見え風で激しく揺れていましたが、壁にあたっていたのは梅の木ではなく、さくらんぼの実をつけたさくらんぼの木でした。

 

 

さくらんぼの木はセイヨウミザクラといって、白い花が咲く桜の一種だそうです。

6月ころに実がなるのですが、まさかさくらんぼの木があるとは全く気が付きませんでしたし、5年ほど前に剪定してもらった時はなかったように思ったのですが。

風が吹くたびに壁にゴリゴリとぶつかるので、壁に傷がついたり損傷しないうちにと思い、マンションに入口に書いてあった管理会社に電話しました。

 

横柄な管理会社の態度には気をつけましょう!

ネットであまり強い口調で言うとトラブルのもとだというようなことが書いてあったので、なるべく丁寧にお願いするように電話しました。

最初に電話に出たのは女性で対応も普通でしたが、担当者が不在だったので伝えておくということでした。

また担当者から対応や日程などが決まったら連絡させましょうかと言うことだったので、壁に傷がつく可能性もあるのでなるべく早く対応してくれるようにお願いしました。

その後夕方に担当者から連絡があり、ご迷惑をおかけしていますので業者と調整して対応するので大丈夫です。日程が決まり次第連絡します。ということだったので一安心しました。

しかし、5年ほど前に別の管理会社に連絡した時は、折返しし連絡がありその後2,3日で剪定してくれたのですが、今の管理会社からは1週間以上たってもなんの連絡もないので、管理会社に連絡してみました。

担当に変わってもらい状況はどうなのか訪ねたところ、早急に対処するとは言っていないし、業者から連絡がないからしかたないというような横柄な言い方をされ、ちょっとカチンときてしまい強い口調で「壁に傷がついたら修理代金は出してくれるんだろうな」と言ってしまいました。

とにかく連絡が来るまで待ってくれということで待つことにしましたが、なんとなく1ヶ月は連絡が来ないかもしれないなと感じました。

案の定、1ヶ月以上たってからやっと連絡が来ましたが、今回は横柄な態度ではなく丁寧な言葉遣いだったので少しびっくり!

7月中には剪定してくれるということだったので、定期的に剪定しれほしいとお願いしてみたところ、木を切って枝が伸びないように処理するとのことでした。

まあよく考えてみれば、オーナーに連絡してどう対応するかなど打ち合わせをする必要があるので、少し時間がかかるのは当然なんですけどね。

でもカチンときても冷静に話をしていれば、もう少し早く対応してくれたかもしれませんけどね。

 

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根っこはいいけど枝は勝手に切っちゃダメ!

隣の木の枝が敷地の境界を超えてはみ出して、大量の落ち葉や枝が壁に当たったりしても勝手に切ることはできません。

勝手に切ってしまうと不法行為になり、損害賠償請求される可能性があります。

また、器物損壊罪(刑法261条 3年以下の懲役または30万円以下の罰金もしくは科料)にも当たるそうですよ。

ただし、民法233条(竹木の枝の切除及び根の切取り)に「隣地の竹木の枝が境界線を越えるときは、その竹木の所有者に、その枝を切除させることができる。」とあり、お隣にはみ出した枝を切ってもらうことはできます。

でも根っこが敷地内に出てきた場合は、民法233条2項で「隣地の竹木の根が境界線を越えるときは、その根を切り取ることができる。」と定められているので、自分できることができちゃうそうです。

枝はダメなのに根っこなら切れるのはちょっと不思議ですが、でも根っこを切る時はお隣に一言声をかけたほうがトラブル防止のためにも良さそうですね。

 

あら全部切っちゃたのね!

予定通り月末に剪定してくれました。

剪定前

特にうちにあいさつなどはありませんでしたが、朝9時過ぎから業者が木を切り始めました。

1、2時間ほどで終わるのかと思いましたが、午後になっても作業をしていたのでずいぶん時間がかかるなと思っていたら、伸びすぎていた2本の木以外の木も全て切っていました。

結局、木だけでなくすべての木や草も全部切ってしまいました。

 

剪定後

 

まさか全部切ってしまうとは思っていなかたのでビックリです。

 

近隣トラブルを解決するには

今回は隣がマンションで管理会社とのやり取りだったので、いろいろ心配はありましたが特にトラブルもなく解決することができました。

でも管理会社によっては入間でたっても何もしてくれない場合もあるようです。

その場合は、

・弁護士に相談して弁護士名で「枝を切らないと法的措置を取らざるを得なくなる」との警告書を内容証明でだす
・「何月何日までに切らない場合には、当方で剪定しその費用を請求する。当方で切っても良いなら連絡不要です」という内容の内容証明郵便を出す

等の方法はあるようですが、訴訟を起こすと裁判に勝訴したうえで強制執行を行う手続き等をする必要があり、時間と費用もかなりかかるそうですので現実的ではないので、おすすめできません

また、管理会社ではなく一般のお宅でも無視されたり、剪定や伐採に応じてもらえないこともあります。

その場合は、縄などで縛り枝の向きや伸びる方向を変えることもできるそうなので、相手に提案するなどして話し合いで解決できれば一番いいのですが、どうしても受け入れられない場合は民事調停等の裁判を起こすしかありません。

でもご近所ですから今後のことを考えるとこちらもおすすめできません。

ただ、やむを得ない場合は木を切っても問題ない場合もあるそうですので、詳しくは弁護士や司法書士に相談してみてください。

自由に切ってもいいと言われた場合は、自分で切ってもかまいませんが切りすぎるとトラブルになることがあるので、切る範囲や業者に依頼した場合の代金の支払いなどについて同意書をもらっておきましょう。

最後に木のみなどについてですが、自分の敷地内に落ちていても勝手に食べてはダメですよ。

キノコやタケノコなど土から生えてきたものは、自分の敷地内の土から生まれたものなので問題ないですが、木の実などは木から生まれたものなので木の所有者のものです。

絶対に食べないでください!

また勝手に捨てないでください!

管理会社やお隣さんに処理してもらいましょう。

 

 

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