汗をかく効果とは|運動やサウナなどを利用して上手に付き合いましょう!
もくじ
汗の役割とは
汗をかくことには体温調節という大切な役割があります。
気温が高いときや運動などで体温が高くなったときに、汗腺から汗が分泌されることで皮膚の上で蒸発し、気化熱によって体を冷やしています。
ただし、汗をかきすぎると皮膚上の汗が蒸発しづらくなり、体の熱を下げられなくなってしまい、熱中症のリスクが高まるそうなので注意が必要です。
汗には抗菌ペプチドや乳酸などの成分が含まれていて、肌の抗菌作用や保湿作用があるそうで、汗をかかないと皮膚が乾燥してしまう肌トラブルの一因になるそうですよ。
良い汗と悪い汗ってどう違うの
体温調節のための汗の成分は、ほぼ水だそうでジワジワと出ます。
これは体温調節のための汗なので「良い汗」だそうです。
激しい運動で体温調節を超えて短時間に大量に出る汗には、体に必要なナトリウム(塩分)が高濃度で含まれるので「悪い汗」だそうです。
大量に汗をかいた場合は水分を補給し、スポーツドリンクや梅干し、タブレットなどで塩分も取り熱中症を予防しましょう。
運動やお風呂で発汗力アップ
暑いと汗をかかないように、エアコンが効いた部屋にいる時間が増えてしまいます。
しかし、発刊する力は鍛えないと衰えてしまうそうなので、日頃から汗をかく機会を作る工夫をしたほうがいいそうです。
暑いとお風呂をシャワーで済ませがちですが、湯船に漬かったりサウナを利用したり、唐辛子やショウガなど発汗作用がある食べ物を取るのも良いそうですよ。
また、積極的にウォーキングやジョギング、筋トレなどの運動で、良い汗をかくトレーニングも発刊力アップにおすすめだそうです。
汗の臭いの悩み
汗の臭いが気になるという人も多いと思いますが、汗は本来無臭だそうです。
しかし、食べ物が影響して汗の臭いが血液中から出てくるため、ニンニクやアルコールなど食べ過ぎや飲み過ぎで翌日に臭う場合があります。
臭う可能性のあるものは取りすぎないようにし、着替えを用意したり汗をこまめに拭きましょう。
案外気になるのは自分だけで、周りの人はなんとも思っていないことのほうが多いそうですよ。
ただし、周りの人から指摘される場合は、糖尿病や内臓疾患、ワキガなどの可能性があるので、医師に相談しましょう。
無理に止めちゃだめ
汗を気にして制汗剤などを使用している人も多いと思いますが、汗をかくことには体温調節という大切な役割があります。
汗は誰もがかくもので、人が生きていく上で必要不可欠なものなので、極端に嫌がり無理に止めようとせず上手に付き合いましょう。
吸水性に速乾性に優れた衣類などもいろいろあるので、自分にあっていると思うものを活用しましょう。