味覚障害は亜鉛不足が原因かも|バランスのよい食生活心がけましょう!
もくじ
味覚障害とは
味覚障害とは、甘味や酸味、塩味、苦味、うま味を感じなくなったり、低下したりする症状全般のことだそうです。
味覚のは単に味を楽しむだけでなく、食欲を刺激したり、危険なものを食べないようにしたり、唾液や消化液を分泌したりする働きもあるそうです。
舌の表面にザラザラしていて、味を感じる味蕾(みらい)が約1万個あるそうで、味を感知すると脳に伝達され味を認識するそうです。
また、舌だけではなく、鼻や胃、腸などにも味覚受容体があるそうで、味を感じることがわかってきたそうです。
味覚障害には、味がわからなくなることだけではなく、特定の味だけわからなくなる解離性味覚障害、いつもと違う味がする異味症、口の中がいつも苦く感じる自発性異常味覚があるそうです。
味覚障害は亜鉛不足が原因かも
味覚障害の原因で最も多いのは亜鉛不足だそうです。
亜鉛は味蕾が再生されるときに必要だそうで、亜鉛が不足することで味覚障害が起こるそうなので、偏った食生活に注意しバランスのよい食事をとりましょう。
また、夏など暑い日やスポーツなど、大量に汗をかくと亜鉛が不足することもあるそうです。
他の病気の治療のための薬などによって、亜鉛の吸収が抑えられ味覚障害が起こる場合もあるもあるそうですよ。
他にも以下のような場合にも起きる可能性があるそうです。
・鉄が不足している場合
・加齢により味蕾数が減少してしまった場合
・口腔カンジタ症や口腔乾燥症(ドライマウス)などの口腔疾患
・口蓋扁桃手術や中耳手術による末梢神経障害
・うつ病などの心因性によるもの
味覚障害の原因の特定
味覚障害の診断は、血液検査で亜鉛や銅、ビタミンB12など味覚障害に関係があると思われる成分量を調べるそうです。
その他にも全身の疾患の有無も確認するそうです。
また、ろ紙ディスク法という甘味、酸味、塩味、苦味の成分を、それぞれ5段階の濃さに分け小さなろ紙に含ませ舌にのせて味の感じ方を調べるそうです。
舌に電極を当てて微弱電流を流す電気味覚検査もあるそうで、原因が特定で切ればその原因に合わせて治療が行われるそうです。
味覚障害の治療法
亜鉛不足が原因であれば、食生活の改善と薬剤で亜鉛を補給するそうです。
最近は若い人でも味覚障害を訴える人が増えているそうでよ。
毎日のようにファストフードやコンビニ弁当ばかり食べることで、濃い味付けに慣れてしまい偏った食生活になってしまい、亜鉛が不足してしまっていることが原因と考えられるそうですので、バランスのよい食事を心がけましょう。
心因性の場合は、精神科や心療内科などの医師と相談し、抗うつ剤などが使われるそうです。
他の病気の薬が原因の場合は、担当医と相談して可能であれば薬の見直しが行われるそうです。
バランスのよい食生活心がけましょう
亜鉛は味覚の維持に必要な栄養素だそうですが、味覚障害の原因の半分以上は亜鉛不足だといわれているそうです。
ファストフードやコンビニ弁当などを食べる機会が多くなっているため、亜鉛不足の人が増えているそうです。
亜鉛の1日の推奨摂取量は、1日あたり8から10mgだそうで、成人の男性が10mg、女性は8mgだそうです。
亜鉛は体内で合成したり蓄えたりできないので、食べ物などから摂取する必要があるそうです。
牡蠣やレバーには亜鉛がたくさん含まれているのでオススメです。
また、亜鉛の吸収を促す大豆製品の発酵食品も一緒に摂るといいそうですよ。
1日3食、バランスのよい食生活を心がけましょう。