ブラックバイトの相談窓口|知っておきたい七つのポイント!
もくじ
ブラックバイトの相談窓口
困ったときは電話や面談で対応してくれる、全国にある労働局や労働基準監督署にある総合労働相談コーナーにすぐに相談しましょう。
休日や夜間は「労働条件相談ほっとライン」(TEL 0120-811-610)で相談できます。
受付時間は、
月~金の午後5時から10時まで、
土日祝日は午前9時から午後9時までです。
また、厚生労働省では全国の大学生等を対象として、特に多くの新入学生がアルバイトを始める4月から7月までの間、自らの労働条件の確認を促すことなどを目的としたキャンペーンを実施しています。
ブラックバイトの特徴と事例
ブラックバイトとは、主に学生に対して学業と両立できないほど過酷な条件で働かせるアルバイトのことです。
以下のような事例があります。
・採用に約束した以上に働くように強要されて
・準備や片付けに対して賃金が支払われない
・1日6時間を超えて働いても休憩がない
・テストがあるのにシフト(仕事の担当時間)を抜けられない
などのトラブルが有り、
国が大学生を対象に実施した実態調査では、約6割の学生がこれらのトラブルに遭っているそうです。
知っておきたい七つのポイント
厚生労働省はリーフレットやホームページで、アルバイトをする前に知っておきたい「七つのポイント」を紹介しています。
① アルバイトを始める前に、労働条件を確認しよう!
② バイト代は、毎月、決められた日に全額支払いが原則!
③ アルバイトでも、残業手当があります!
④ アルバイトでも、条件を満たせば、有給休暇が取れます!
⑤ アルバイトでも、仕事中のけがは労災保険が使えます!
⑥ アルバイトでも、会社都合の自由な解雇はできません!
⑦ 困ったときは、総合労働相談コーナーに相談を!
平日夜間・土日の相談は労働条件相談ほっとラインへ!!
労働関係法令学習用スマートフォンアプリ
厚生労働省は労働関係の法律をゲーム感覚で学べる「労働条件(RJ)パトロール」を配信しています。
このアプリには、個性豊かなキャラクターと一緒に架空の会社をパトロールして、
・労働環境の問題点を見つけ出すクイズ
・労働関係法令に関する情報の閲覧
・労働条件に関する相談窓口の連絡先を確認する
などの機能があります。
ポータルサイト「確かめよう労働条件」からスマホにダウンロードできますよ!