ぎっくり腰の原因と治し方|突然腰に強い痛みを感じ動けなくなったらどうする!
もくじ
ぎっくり腰とは
ぎっくり腰とは、急に起きる強い腰の痛みを指す総称で病名や診断名ではないそうです。
医学的には「急性腰痛症」と呼ぶそうで、発症後4週間未満のものを指すそうです。
突然腰に激痛が起こり動けなくなってしまうため、欧米では「魔女の一撃」と呼ばれているそうです。
若者や普段から運動を十分していても、腰に負担が蓄積されると誰でもぎっくり腰になる可能性があるそうですよ。
ぎっくり腰の原因とは
ぎっくり腰は、なにかものを持ち上げようとして腰をねじるなどの動作をしたときに起こりやすいそうで、朝起きた直後やくしゃみをしたとき、まれに何もしないのに起きることもあるそうです。
腰の骨(腰椎)の動く部分(椎間関節)や、椎間板に許容以上の力がかかったり、腰を支える筋肉、建、人体などの柔らかい組織(軟部組織)の損傷などが原因と考えられるそうですが、
ぎっくり腰の原因の特定は難しいことが多いそうです。
ぎっくり腰の治療法
ぎっくり腰になってしまったときは、むやみに動かず仰向けになって膝を軽く曲げ、膝の下にクッションなどを入れて自分が最も楽になれる姿勢で、ゆっくり深呼吸をくりまえすと、しばらくすると痛みが落ち着くそうですよ。
安静にして数日から数週間で自然に治ることが多いそうで、過度に心配する必要はないそうです。
ただ、無理のない範囲で日常生活を維持したほうが、早く回復する場合も報告されているそうなので、痛みが和らいだら動ける範囲で少しずつ動くようにするといいそうです。
医療機関での治療には、薬物療法や装具療法などがあるそうです。
腰の痛みや炎症には、非ステロイド系抗炎症薬(NSAIDs)が処方されるそうですが、痛みによる筋肉の緊張や精神的な緊張を和らげる目的で、筋弛緩薬や抗不安薬を使用することもあるそうです。
また、コルセットなどの装具を使用して、痛みの出ている部分を安静に保つことで、痛みの軽減や早期回復を目指す方法もあるそうです。
ぎっくり腰の予防法
ぎっくり腰を予防するには、前かがみになるなど腰に負担がかかるような姿勢はなるべく避けましょう。
床のものを拾う場合は膝を曲げて腰を落として拾うようにし、腹筋や背筋を鍛えたり、普段からストレッチで股関節周りの筋肉を柔らかくして、腰の負担を分散させるようにしましょう。
音楽や自分の好きなことでストレスを軽減し、睡眠を十分にとり、体重をコントロールし、ウォーキングなどの有酸素運動など適度な運動などを取り入れることは、腰痛の再発予防につながるそうですよ。
また、ぎっくり腰を何度も繰り返す場合は、病気が隠れていることもあるそうなので、気になることがあれば整形外科専門医がいる病院を受診しましょう。