衣替えはいつからすればいい|オススメのタイミングや気をつけたいポイントとは
もくじ
衣替えはいつからすればいいの?
衣替えとは季節の変化に応じて衣服を変えることで、平安時代に中国の風習を取り入れた宮中行事が由来といわれているそうです。
はじめは夏と冬に行われていたそうですが、江戸幕府が武家が四季に応じて年4回衣替えするように制度化されたそうですが、
明治政府が軍人や警察官などの制服を、6月1日に冬服から夏服、10月1日に夏服から冬服に衣替えするようにしたそうで、
これが一般にも広まり、企業や学校なども6月1日と10月1日から衣替えするようになったそうです。
ただし春と秋に衣替えしたり地域によって気温差があり、あくまで目安なので気温や体調を考慮して衣替えの日を決めましょう。
オススメのタイミング
衣替えは最高気温を目安に判断しましょう。
春服は、最高気温が平均して15~20度になったタイミングがオススメです。
夏服は、最高気温が25度を超えるようになったタイミングがオススメです。
秋服は、最高気温が15~20度位になってきたタイミングがオススメです。
冬服は、最高気温が15度を下回るようになったらアウターを、10度を下回るようになったら厚手のコートやジャケットを用意しましょう。
冬物を使う前に
押し入れなどから取り出した衣類は、臭いやシワなどがついていたりするので、冬物を使う前に対策しましょう。
◆防虫剤の臭い
防虫剤の臭いがついている場合は、風通しのいい場所で干したり、洗濯乾燥すると消臭できるそうです。
◆衣類のシワ
シワは水スプレーとドライヤーである程度回復しますが、シワ取りスプレーなどの便利グッズもすすめです。
◆圧縮袋の衣類
圧縮袋に入れた衣類は、重みや湿気を含んだりするためぺちゃんこになってしまうので、乾燥機などで乾燥させると湿気が飛んで空気を含みふっくらします。
厚みがあったり大きいものや風干ししにくい大物は、コインランドリーの乾燥機がおすすめだそうです。
夏物の収納
収納する時は、カビや虫食いなど衣類にダメージを与えないように対策しましょう。
◆カビや虫食い対策
半年以上着ない衣類は、通気性のないビニールのカバーをかぶせたまま保管すると、衣類に含まれている湿気がカビや虫食いの原因になるのでやめましょう。
◆ビニールのカバー
クリーニングから戻ってきたら、ビニールのカバーを外し不織布のカバーなど通気性のあるものに取り換えましょう。
◆洗濯
収納する衣類は、晴れた日に風通しの良い場所で、湿度が低い10~14時ころに干しすのがオススメです。
◆収納場所
箪笥の引き出しやクローゼットなどの収納場所は、いったん開け放して風を通して湿気を抜いてから、乾燥した衣類を収納しましょう。
乾燥剤も使用しましょう。
また、たたむとシワになりやすいシルク素材のものはハンガーを使用し、ニット類など長時間吊るすと伸びてしまうものは、滑り止めや伸び防止用ハンガーを使いましょう。
◆収納順番
ニットなど比較的シワがつきにくいものは下に置き、シワになりやすい麻のブラウスや綿のTシャツなどは上に置くなど、素材の種類を考慮して積み重ねる順番を工夫しましょう。