札幌雪まつりは雪不足で大変｜2020年は開催中止の可能性あるかも？

by こめ · 2020/01/19

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経験のない雪不足

今年は記録的な少雪が続き、全道各地の冬のイベント開催が危ぶまれています。

スキー大会の会場変更や延期が相次ぎ、札幌ではスキージャンプ女子ワールドカップ開催のため、夜間に人工降雪機で準備をしたり、31日から始まる「さっぽろ雪まつり」では、雪の搬入を2日早めて5日から開始しています。

例年は札幌近郊から搬入していましたが、初めて後志管内の羊蹄山麓や空知管内など、雪を求めて遠距離の山間部にまで採雪範囲を広げるています。

「第71回さっぽろ雪まつり」の実行委員会は、雪像製作に時間がかかる大通会場に優先的に雪を搬入し、大雪像5基分の雪を確保したそうです。

しかし、つどーむ会場は7割しか確保できないそうです。

そのため雪の滑り台チューブスライダーを、例年の「全長約100メートル、高さ約10メートル」から、「全長約70メートル、高さ約7メートル」に縮小することになったそうです。

つどーむ会場で雪不足による縮小は初めてだそうですが、中止や延期は避けられたようです。

◆大通会場

開催期間：2020年2月4日（火）～ 2月11日（火・祝）
開催時間：ライトアップは22:00まで
開催場所：大通公園西1丁目～西12丁目

◆すすきの会場

開催期間：2020年2月4日（火）～ 2月11日（火・祝）
開催時間：ライトアップは23: 00まで。※最終日は22: 00まで
開催場所：南4条通から南7条通までの西4丁目線（駅前通り）市道

◆つどーむ会場

開催期間：2020年1月31日（金）～ 2月11日（火・祝）
開催時間：9:00～17:00
開催場所：札幌市スポーツ交流施設コミュニティドーム（愛称: つどーむ）　札幌市東区栄町885番地1

「第71回さっぽろ雪まつり」の大通会場には、5基の大雪像が制作されます。

アイヌ民族の天地創成神話「アイヌラックル伝」をモチーフに、アイヌ民族の世界観を雪とプロジェクションマッピングで表現する（高さ12メートル、幅20メートル、奥行き15メートル）

フランスの凱旋（がいせん）門を背景に、北海道で育った競走馬が力強く駆ける姿を表現する（高さ12メートル、幅16メートル、奥行き13メートル）

ポーランドとの国交樹立100周年を記念し、首都ワルシャワのワジェンキ宮殿と、同公園内にあるショパンの像を忠実に再現する（高さ15メートル、幅26メートル、奥行き20メートル）

アイヌ文化復興・創造の拠点「ウポポイ（人族共生象徴空間）」の開業を前に、村を守る神とされるコタンコロカムイ（シマフクロウ）が国立アイヌ民族博物館を見守る姿や、アイヌ民族の伝統的な丸木舟などを雪で造り上げる（高さ15メートル、幅21メートル、奥行き21メートル）

放送開始50周年を迎えたアニメ「サザエさん」のキャラクターたちが、スキーやスケートなどを楽しむ姿を表現（高さ13メートル、幅24メートル、奥行き20メートル）

製作に使われた雪は終了後、クロスカントリースキー大会などを行う「さっぽろスノースポーツフェスタ 2020」のコースに使われます。

2月の札幌は寒さが厳しいので、厚手のコートやダウン、防寒用の帽子、マフラー、手袋などが必要です。

また、路面が滑りやすいので滑りにくい靴を履きましょう。

コンビニなどでは靴の滑り止めなども売ってますよ。

つどーむ会場はすべり台やスノーラフトなど、雪と触れ合える体験型アクティビティがあるので、スキーウェアやスノーボードウェアなどの動きやすくて防寒性に優れた服装がおすすめですよ。

帽子や手袋もお忘れなく。

小さな子どもが大好きなすべり台やスノーラフトなどは、お腹に雪が入るのを防ぐことができる上下つなぎタイプのジャンプスーツがおすすめですよ。

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