薬のアレルギー|発疹や皮膚のかゆみなどの症状が出たら服用をやめましょう!

 

薬のアレルギーに特に多い発疹・かゆみ

病気の治療のために使われる薬剤は人の体には異物なので、花粉やダニなどの異物と同じように、体を守るために免疫機能が過剰に反応して薬物アレルギーを起こすことがあります。

薬物アレルギーにはいろいろな症状がありますが、特に多いのは発疹(薬疹)や皮膚のかゆみです。

薬の使用を中止すると症状が改善することが多いですが、中には重症化して命に関わる場合もあります。

 

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薬物アレルギーの症状

薬物アレルギーの症状を紹介します。

スティーブンス・ジョンソン症候群(SJS)

高熱とともに全身の皮膚と粘膜が赤く腫れ上がり、熱感と痛みを伴う発疹や水ぶくれが現れる病気。

皮膚粘膜眼症候群とも呼ばれ、目の症状が強いと後遺症で視力障害や失明することもあります。

中毒性表皮壊死症(TEN)

スティーブンス・ジョンソン症候群と同じ症状ですが、水疱やびらんなど皮膚が剥がれた面積が10%以下のものをスティーブンス・ジョンソン症候群、

30%以上を中毒性表皮壊死症とし、中間の10~30%の場合をSJS/TENのオーバーラップとするのが世界の診断基準となっています。

日本では10%以下をSJS、それ以上をTENとしていて、TENの死亡率は20~30%にも上ります。

薬剤性過敏症症候群

抗けいれん薬などが原因で発症し、発熱、かゆみを伴う紅斑、リンパ節の腫れを起こします。

急性汎発性発疹性膿疱症

抗菌薬などが主な原因で、高熱、浮腫性の紅斑の上に白いうみを持つ発疹を起こします。

 

薬物アレルギーを起こしやすい薬物

薬物アレルギーを起こしやすいのは、病院で処方される抗菌薬や解熱鎮痛剤、抗けいれん剤などです。

薬のアレルギーには、麻酔薬、筋弛緩薬、造形剤などを注射してすぐに血圧低下や意識障害等の症状が現れるアナフィラキシーショックがありますが、薬疹の場合は薬を飲み始めて数時間から数日後に起こることが多く、長期化していた薬も突然発症する可能性があります。

確実に予防する方法はなく、一度でも服用後に薬疹などの症状が出は薬は飲まないことが大切です。

 

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市販の漢方薬にも注意が必要!

薬物アレルギーは市販の解熱剤や漢方薬などでも起こることがあります。

しかし、薬物アレルギーだと思っても、実はアレルギー以外の副作用や別の病気の場合もあるので、薬疹だと思ったら皮膚科で診てもらいましょう

その際は、お薬手帳などを忘れずに持っていき、いつからどんな症状があったか、薬の名前や服用時間などを伝えましょう。

また、皮膚の症状が広がって発熱したり倦怠感がったり、悪化した場合はすぐに皮膚科を受診しましょう。

 

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