体に良いお茶の魅力と種類
もくじ
体に良い成分が豊富なお茶
お茶には体に良いさまざまな成分が含まれています。
代表的なのがカテキンです。
カテキン類には、発がん抑制作用や血中コレステロール低下作用、食後の血圧や血糖値の上昇を抑制する作用、抗菌、抗ウィルス作用、さらに虫歯や口臭を予防する働きがあります。
その他にも緑茶の旨味成分を担うテアニンには、リラックス効果、血圧上昇抑制効果、またカフェインには眠気防止などの作用が期待できます。
他にもフッ素やビタミンC も含まれています。
収穫時期で違うお茶の呼び方
お茶はツバキ科の植物で、栽培や加工方法の違いによって、同じお茶の木から緑茶やウーロン茶、紅茶などが作られます。
同じ木から年に何回も収穫することもでき、時期により呼び方が異なります。
◎一番茶
4月下旬から5月上旬に、その年最初の新芽を摘んで作られ、最も品質が良いとされ旨味成分も多い。
◎二番茶
6月中旬から7月上旬に収穫。
◎秋冬番茶
秋ごろに収穫。
静岡県では、味や香りが良い一番茶の生産が約4割で一番の多いそうですよ。
緑茶の種類と特徴
普通煎茶・深蒸し煎茶
最もポピュラーなお茶で、
・普通煎茶は針のような形状で上級のお茶ほど旨味や香りがよく、熱湯より湯冷まししたお湯で楽しむのがおすすめ。
・深蒸し煎茶は、普通煎茶より製造工程での無視時間がながいので、砕けてはが多くマイルドな味わいです。
普通煎茶より短い時間で入れることができ、普通煎茶は黄金色ですが、深蒸し煎茶は鮮やかな緑色です。
茎茶
茶葉を加工する工程で、茶の茎や葉柄などをふるい分けしたお茶で、スッキリとした味わいの入れやすいお茶です。
玉露・かぶせ茶
茶畑に遮光素材をかぶせて作られ、手間はかかりますが日光を抑え生育期間を長くすることで、旨味が増した高級茶の一つです。
芽茶
煎茶や玉露の製造過程の仕上げの段階で、ふるい分けされた芽先の葉で、お寿司屋さんで「あがり」のお茶としてよく使われます。
抹茶(てん茶)
玉露と同様に日光を抑えて育てられ、収穫して蒸したあと揉まないで乾燥したお茶を、石臼でひき粉にしたもの。
ほうじ茶
煎茶や番茶を強火でいり、香ばしい香りを出したお茶。
玄米茶
煎茶や番茶に、言った玄米などを混ぜたもので、香ばしい香りが漂います。
お茶の保管方法
お茶は温度や湿度、酸素や光に影響され劣化するで、未開封前であれば購入した袋のまま冷蔵保存すると、劣化のスピードを抑えることができます。
開封後は、茶筒など気密性の高い容器で少量保存してください。
温度差による結露などで茶葉が吸湿してしまう恐れがあるので、まとまった量の茶葉がある場合は、使う分だけ小分けにして取り出すようにしましょう。
古くなった茶葉の使い道
古くなった茶葉には吸湿性があるので「ニオイ消し」として活用できます。
茶葉をメッシュの袋などに入れ、冷蔵庫の中に置いておくだけでも冷蔵庫内のニオイ消しになります。
洋服ダンスやトイレなどに置いても効果を発揮してくれますよ!