ツボを刺激して便秘を解消しよう!
もくじ
排便を促すツボはこれだ!
便が体に長く滞留すると、水分が尿になって失われ硬い便になります。
水分を多く摂り、背中やお腹、手のツボを刺激すると便が軟らかくなり出やすくなります。
特に背中のツボは体内にたまったガスなどを追い出して、便を出しやすくするので長期間便秘で困っている人にも有効ですよ。
背中のツボ
◆腰の陽関(ヨウカン)
背中の腰の位置(ベルトの高さに当たる部分と脊柱が交わる点の下)
◆大腸兪(ダイチョウユ)
背中のへそ裏側。背骨から指2本外側の左右。
◆小腸兪(ショウチョウユ)
大腸兪の指2本下。
お腹のツボ
◆水分(スイフン)
へそから指1本上。腸内の水分を支配する。
◆天枢(テンスウ)
へそから指2本外側の左右。
◆中院(チュウイン)
へそとみぞおちの中間
手のツボ
◆神門(シンモン)
左右の手首で小指の下端。
◆合谷(ゴウコク)
親指と人差し指の付け根の骨が交わるところの内側。
足のツボ
◆三陰交(サンインコウ)
内側のくるぶしの骨から指4本上で、スネの骨の後ろのくぼみ。
◆足三里(アシサンリ)
ひざから指4本下で、スネの外側にあるふくらみのヘリ。
ツボの刺激方法
① 排便時に肛門から指1~2本上を下方にさすった後、背骨の「腰の陽関」から下方に握りこぶしで強くさする。を繰り返す。
② 背中の大腸兪・小腸兪を握りこぶしでさすったり、もんだりする。
③ 便秘なら水分・天枢・中院・大腸兪・小腸兪をよくもにほぐし、習慣にする。
時間があれば神門・合谷・三陰交・足三里もみほぐす。
◆ポイント
ゆったりリラックスした状態で排便を促しましょう。
腹筋の運動も効果がありますよ。