お盆休み明けは「せきぜんそく」に注意!!
もくじ
お盆休み明けに「せきぜんそく」が急増する理由
お盆休み明け「せきぜんそく」が急増する理由は、ストレスと疲労、外気温と室内(冷房)の寒暖差などが原因だそうです。
咳ぜんそくは、風邪や運動、タバコの煙、飲酒やストレスなどの要因で発症すると考えられているそうですが、はっきりした原因は解明されていないそうです。
空咳が8週間以上続く場合に咳喘息と診断されますが、気管支喘息のようなゼーゼーとした喘鳴(ぜんめい)や息苦しさなどの症状はありません。
ただし、「せきぜんそく」を発症後に、気管支喘息になることもあるので注意が必要です。
咳喘息ってどんな病気?
風邪が治っても咳がぜんぜん治まらず、8週間以上続く場合に咳喘息かもしれません。
咳喘息は咳が慢性的に続く気管支の病気で、呼吸するときに気道が狭くなり、いろいろな刺激に敏感になって、炎症や咳の発作が起こります。
特にアレルギーに反応して、気道が炎症をお起こしてしまう人が年々増えているそうですよ。
また、男性より女性に多く、再発の可能性も高いそうです。
咳喘息の予防と対策
カゼやインフルエンザには気をつけよう
カゼやインフルエンザにかかると気道の粘膜が炎症を起こすので、気道が収縮して咳喘息を起こしやすくします。
外出時はマスクをつけ、人ごみは避け、外から帰ったら、手洗いとうがいをしましょう。
タバコ、副流煙に気をつけよう
タバコの煙は気管支を刺激するので、タバコを吸う人は禁煙し、副流煙をを吸わないように、家庭や職場の環境に注意しましょう。
お酒は控えましょう
お酒を飲むとアセトアルデヒドという物質が体の中に発生して、気道を収縮させるので咳が出やすくなります。
飲み過ぎには十分に注意しましぃう。
気温の変化に気をつけよう
急激な外気温と室内(冷房)の寒暖差が、喘息の発作を引き起こすので、室内の温度はいつも一定に保つようにして、外に出る時は暖かい格好をして温度差が大きくならないように注意しましょう。
ストレスためちゃダメ
ストレスは気道を過敏にさせるので、睡眠や休養を十分にとってストレスをため込まないようにしましょう。
適度な運動をして、抵抗力を高めることも予防になりますよ。
バランスの良い食事を心がけましょう
食物アレルギーに注意し、食べすぎにも注意しましょう。
せきぜんそくにはコーヒーとハチミツがオススメ
イタリアの研究機関の研究によると、1日コーヒーを3杯飲むとぜんそくの発症が28%低下という報告があるそうです。
コーヒーに含まれているカフェインには、気管支を拡張する作用や抗炎症作用があるためだそうです。
また、ハチミツにも抗炎症作用や抗酸化作用があるのでオススメです。
睡眠の質が改善したという研究結果もあるそうですよ。
ただし、1歳未満の赤ちゃんには、ボツリヌス菌に感染する危険があるので、ハチミツは与えないでくださいね。
歯磨きで咳喘息を効果的に予防
口の中は寝ている間に雑菌が増殖するので、起きてすぐに歯磨きしましょう。
食後だとウイルスや細菌などの咳の原因になる病原体が侵入してしまいます。
できれば起床時、朝食後、昼食後、夕食後、就寝前の1日4回以上がオススメです。
うがいやマスクもウイルスや細菌を侵入するのを防ぐことになるので、感染予防にオススメですよ。
咳ぜんそくは、気管支ぜんそくの1歩手前
咳ぜんそくは、気管支ぜんそくの1歩手前の状態なので、放っておくと気管支や肺が固くなり、3人に1人は気管支ぜんそくに移行するリスクが高まり、肺の機能も低下してします。
気管支ぜんそくは完治しにくいので、年間1500人の人が呼吸困難で亡くなっています。
ですので咳ぜんそくのうちに治療することをオススメします。
正しく治療すれば改善するケースも多いので、専門医(呼吸器科・アレルギー科・耳鼻咽喉科)に診てもらいましょう。