嘔吐下痢症がうつる原因と症状|大人でも子供でも感染するの潜伏期間は?


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嘔吐下痢症がうつる原因と症状

嘔吐下痢症は、正式にはウイルス性胃腸炎といい、ノロウイルスやロタウイルス、アデノウイルスなどが原因です。

毎年秋から冬、初春に流行することが多く、吐き気や嘔吐、下痢、腹痛などの消化器系症状、ウイルスによる発熱などが見られます。

ノロウイルスやアデノウイルスは下痢がひどいと便が白くなってしまうこともあるそうです。

ノロウイルスは1~3日、ロタウイルスは5~6日ほど嘔吐や下痢などの症状が続きます。

 

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感染原因と潜伏期間

感染の原因は、ほとんどが口から感染する経口感染や接触感染です。

糞便や吐物にはたくさんのウイルスが含まれているので、人の手を介する接触感染やウイルスに汚染された食材や水を飲んだりする経口感染、吐物が乾燥して飛散する飛沫感染が原因で感染します。

ノロウイルスの場合は、カキなどの二枚貝が媒介することがあるので、しっかり加熱しましょう。

潜伏期間は、ノロウイルスは12~48時間、ロタウイルスは1~3日で早期に症状が出ます。

 

大人でも子供でも感染するウイルス性胃腸炎

ノロウイルスやロタウイルスは、非常に感染力が強いので、家庭や保育園、幼稚園、学校などで感染が拡大することがあります。

ロタウイルス

乳幼児に感染することが殆どで、5歳になるまでに1回は感染するといわれています。

高熱、嘔吐、下痢がひどく脱水になりやすく、脳症を起こすこともあります。

しかし、年齢が高くなるにつれて免疫が付き症状が軽くなります。

ノロウイルス

子供から大人まであらゆる年齢層の人がかかります。

ノロウイルスは、乳幼児や高齢者が脱水になりやすく、吐物を喉に詰まらせることがあるので注意が必要です。

血液型に関した特定の遺伝子の状況によって、ノロウイルスにかかる人とかからない人がいるそうです。

 

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ウイルス性胃腸炎の治療法

ウイルスに対する特効薬はないので、症状に応じた対症療法を行います。

点滴や制吐剤、整腸剤の内服など対症療法が行われます。

◆下痢

整腸薬や下痢止めが処方されますが、下痢止めはウイルスの排せつを遅らせるので、下痢がひどく脱水の恐れがある場合に処方されたりします。

 

◆嘔吐

制吐剤を使用したりします。

 

下痢、嘔吐による脱水がひどく、水分摂取ができない場合は点滴治療が行われます。

 

嘔吐下痢症の予防

殆どが経口感染、接触感染なので、調理前後、食事前、トイレの後などに、しっかり手を洗いましょう。

手洗い

手首や指の間まで石けん(液体石鹸推奨)でしっかり洗い、タオルは共有せず個人用のタオルはペーパータオルを使いましょう。

食材

食材は十分に加熱・水洗いしましょう。

特にカキなどの二枚貝は、中心部まで十分に加熱しましょう。

野菜や果物などは水道水で十分に洗いましょう。

調理したまな板や包丁はすぐに熱湯消毒しましょう。

 

嘔吐物やウイルスに汚染された物の処理方法

嘔吐物

使い捨てマスクや使い捨て手袋を着け、嘔吐物を雑巾や新聞でくるみ拭き取り、50倍に薄めた次亜塩素酸ナトリウムなどの塩素系消毒剤や家庭用塩素系漂白剤で浸すように床を拭き取り、水拭きしましょう。

雑巾や新聞でくるんだ嘔吐物は、ビニール袋に入れ口をしばって捨てましょう。

嘔吐物が乾燥しないようにできるだけ早く処理し、窓を開け十分に換気し、しっかり手洗い・うがいをしましょう。

ウイルス

ロタウイルスやノロウイルスは、速乾性すり込み式手指消毒剤やアルコール消毒では除菌できないので、次亜塩素酸ナトリウムなどの塩素系消毒剤で消毒するか熱湯消毒(85℃で1分以上)が有効です。

次亜塩素酸ナトリウムを使用するときは換気などに注意が必要でが、強力除菌消臭スプレー 「PULITO(プリート)」ならシュッとスプレーするだけで簡単に除菌でき、ノロウイルスはもちろんコロナウイルスやインフルエンザなども除菌できるのでおすすめですよ!

 

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