亜鉛欠乏症とは|特に高齢者の亜鉛不足が増えているそうですよ!


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亜鉛欠乏症とは

亜鉛欠乏症とは、血中の亜鉛濃度が80μg/dL~130μg/dLよりも下回った状態のことで、体内の亜鉛が不足することで皮膚炎や口内炎、脱毛症、発育障害、味覚・嗅覚障害、不妊症など、さまざまな症状を引き起こす病気のことです。

亜鉛は体内で合成したり蓄えたりすることができず、食事で摂取する必要があり、食べ物に含まれる亜鉛は十二指腸や小腸から吸収され、細胞内に蓄えられます。

亜鉛は体内の代謝に必要不可欠で、体を整える300種類以上の酵素も亜鉛がないと働かず、不足すると様々な症状を引き起こすそうです。

 

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高齢者の4人に1人は亜鉛不足

亜鉛の1日の必要量は、成人男性の場合で75歳未満では約11ミリグラム、75歳以上で約10ミリグラム、女性では約8ミリグラムだそうです。

しかし、高齢者の4人に1人は不足しているそうです。

亜鉛不足で酵素の働きが悪くなると、皮膚炎や口内炎、脱毛や味覚異常、貧血など多岐にわたり、全身に症状が現れます。

 

高齢者の亜鉛欠乏症の原因

高齢者の亜鉛欠乏症の原因には、食事、薬、病気の合併症があるそうです。

高齢になると消化吸収が悪くなり、食も細くなるため亜鉛を多く含む肉類を避けがちになってしまいます。

また、服用薬も多く、糖尿病や関節リウマチ、うつ病やてんかん、痛風などの薬には、亜鉛を体外に排出する作用がある薬が多いそうです。

加工食品に含まれる食品添加物にも、亜鉛を体外に排出する作用があるものがあるそうです。

肝疾患や炎症性の腸疾患、糖尿病、腎疾患などの病気があると、亜鉛が欠乏しやすく、欠乏すると回復が遅くなってしまいます。

 

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味覚障害を引き起こす亜鉛不足

味覚障害の原因で一番多いのは亜鉛不足だと言われているそうです。

亜鉛は、味のセンサーと言われる口腔内の味蕾(みらい)が新陳代謝する際に必要な栄養素だそうですが、成人の半数以上が亜鉛不足だそうですよ。

以下の味覚障害セルフチェックの項目に一つでも当てはまるものがあれば、亜鉛不足かもしれません。

早めに耳鼻咽喉科や内科を受診しましょう。

 

味覚障害セルフチェック

・調味料を多く使うようになった
・食べていないときも口の中に苦味などを感じる
・何を食べてもまずく食欲が低下し体重が減った
・いつもと違う味がする
・塩味がとがった感じがして不快に思う
・何を食べても味がまったくしない
・特定の味がしない

 

亜鉛欠乏症の治療と予防

亜鉛欠乏症の治療は、主に食事療法と薬物療法が行われます。

食事療法では、カキや煮干し、肉類や大豆類など亜鉛を多く含む食べ物を積極的に摂取するように指導されるそうです。

食事療法で亜鉛不足が改善しない場合は、薬物療法が行われ、ノベルジンなどの亜鉛製剤を半年ほど服用し亜鉛の補充が行われます。

予防するには普段から、肉類やカキ、大豆類を積極的に摂取しましょう。

亜鉛は火を通しても壊れないので、食べやすいように工夫して摂取しましょう!

 

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