花粉症対策はいつから?|飛散時期を知って早めに予防して乗り切ろう!
もくじ
花粉の飛散時期
日本気象協会によると、今年の花粉の飛散開始時期は、2月上旬に九州や四国、東海、関東の一部から花粉シーズンがスタートすると予想しています。
スギ花粉の飛散開始は、九州から関東まで例年並みか早く、北陸や東北は例年並みとなる見込みだそうで、スギ花粉は飛散開始となる前から、わずかな量が飛びので早めの対策を心がけたほうがいいそうですよ。
飛散量のピークはいつごろ?
一般的な飛散時期は2月~5月上旬で、スギ花粉は3月、ヒノキ花粉は4月に飛散量のピークを迎えます。
今年のスギ花粉飛散のピークは、福岡で2月下旬から3月上旬、高松・広島・名古屋では3月上旬から中旬の予想で、
大阪は3月上旬、東京は3月上旬から下旬となるようで、ピークの時期は例年並みとなる所が多い見込みだそうです。
金沢・仙台では例年並みの3月中旬から下旬にかけて飛散のピークとなる見込みだそうです。
ヒノキ花粉は、福岡では3月下旬から4月上旬、高松は4月上旬から中旬、広島・大阪では4月上旬の見込みです。
ピーク時期は例年並みだそうで、名古屋・東京では4月上旬から中旬にピークとなる見込みだそうです。
花粉が多く飛散する日は?
東京都が発行している「花粉症一口メモ」によると、以下のような日に花粉が多く飛散するそうです。
① 最高気温が高めの日
② 雨の日の翌日で天気がよい日
③ 風が強く晴天で乾燥した日
特に春一番のような暖かい南風がふく、気温の高い日は花粉が多く飛散するので特に注意しましょう。
花粉症を予防するためのポイント
花粉症を予防するためのポイントは、できるだけ花粉を体内に取り込まないことです。
花粉飛散シーズン中は以下を実践して予防しましょう。
① 毎日の手洗い、うがいを欠かさない
② 外出時はマスクやメガネを着用する
③ 帰宅したら玄関前で、洋服や髪についた花粉を払い落とす
④ 洗濯物はできるだけ室内に干す
症状を悪化させないための心得
花粉症の症状を悪化させないための生活の心得を紹介します。
◆風邪を引かないこと
風邪を引くと粘膜の上皮が弱くなり、症状がひどくなることがあります。
◆お酒の飲み過ぎに注意
お酒を飲みすぎると、鼻詰まりを悪化させる可能性があります。
◆タバコの吸い過ぎに注意
タバコを吸いすぎると、鼻の粘膜を傷つけます。
◆バランスの良い食生活を心がける
寝不足や過労に注意し、バランスのよう食生活を心がけ規則正しい生活をおくりましょう。
ペットの花粉症にも気をつけて!
人間と同じように、イヌやネコの花粉症にも気をつけましょう。
イヌやネコには花粉症という概念はないそうですが、花粉によるアレルギー症状はあります。
症状は「かゆみ」で、顔や皮膚が赤くなったり、普段より体をかく仕草が多いときは花粉症かもしれません。
人は春に花粉症になるイメージが強いですが、イヌやネコは秋にも花粉症になることがあるそうです。
高額ですがペット専用のアレルゲン検査があるそうです。
一般的には抗ヒスタミン剤やステロイドなどの飲み薬で対処しますが、人間用の飲み薬はペットに対して安全性が確立していないものもあるので、動物病院で獣医師さんに相談してください。
予防法としては、花粉の飛散量が多くなる時期は散歩の時間を短くしたり、散歩を控えるようにし、散歩から帰ったらタオルなどで体を拭き、体についた花粉を落としてあげましょう。
また、空気清浄機などで部屋の空気を清潔に保つことも効果的ですよ。