正しい姿勢で体の不調を改善しちゃおう!
もくじ
無意識に不調になるような生活かも?
人はもともと立って歩く動物で、動き回ることを前提として体が作られているそうです。
なので体の構造上「座る」ことに適していないんだそうです。
でも今は「座る」ことが中心になっている生活の人がたくさんいます。
それどころか多くの場合、椅子の背中にもたれたり、体が丸まったり、脚を組んだりと、正しい座り方をしていません。
背中には臓器につながるたくさんの神経が通っています。
姿勢が悪い状態でなんとなく座っていると、神経が圧迫され正常に機能できず不調が起こりやすくなってしまいます。
「正しい姿勢が」すべての基本
今は人生100年時代といわれていますが、健康で活動的に暮らせる期間である「健康寿命」の平均は70歳ぐらいだといわれています。
寿命が伸びてた分、健康寿命を過ぎて亡くなるまでの不健康な期間がどんどん長くなっています。
20代、30代でも、ちょっと腰痛がなどと不調の兆しが見え始めています。
健康で生きるためには若いうちから「正しい姿勢」を心がけましょう。
「正しい姿勢」が全ての基本と言っても過言ではありません。
人の体は結構単純だよ!
人の体は結構単純で、当たり前のことを当たり前にできる様になると、肩こりや腰痛など体の不調が減るだけでなく、体のラインもスッキリします。
女性は生理痛を始め婦人科系トラブルの軽減も期待できるそうですよ。
もう手遅れかもと思ってる人も大丈夫!
今日が一番若い日です。
「正しい姿勢」を身につけて、今日から正しく歩き、正しく座って「調子いい」体を保ちましょう!
基本の姿勢をマスターしましょう!
自分の体を正しく使いこなすには、正しい姿勢を身につけることが大切です。
朝起きたときや日中のブレークタイムなどに意識して実践すれば、体の不調は確実に減ります。
① 両足の中指が平行になるようにして、脚を肩幅に開いて立つ。
② 手を胸の前で組み伸ばす。
③ 手の甲を見ながら手と顔を真上に上げる。
④ 顔だけを前向き、両手を左右から大きく下ろす。
日常生活で簡単にできるストレッチ
日常生活の中で、いつもの動作に意識をプラスするだけで、かんたんにできるストレッチや体の動かし方を紹介します。
歯を磨きながらつま先立ち
ふくらはぎは第二の心臓といわれています。
つま先立ちをするなど足首を動かすと、ふくらはぎのストレッチになり、全身の血流を促すことができます。
歯を磨きながらつま先立ちしたり、電車の中や列に並んでいるときなどにつま先立ちしましょう。
坐骨を立てて座る
椅子の背中にもたれず坐骨を立てて深く座ると、腰回りが楽になります。
坐骨を椅子の座面に当たるように意識すると、背筋が伸びます。
洗濯かごと物干し竿は胸の近くに
腰をかがめながら洗濯物を取り出して干すと、腰に負担がかかります。
洗濯かごは下に台を置くなどして取り出しやすくしましょう。
ただし物干し竿が高すぎると、首や肩を炒める原因となるので注意が必要です。
背中を丸めずに料理
背中は丸めず、脚の付け根から倒し、背筋はまっすぐのまま立って調理すると、腰に負担がかかりません。
膝は軽く曲げましょう。
朝起きたら布団の中で背伸び
手足を大きく伸ばせば交感神経が優位になり、体も脳も目覚めます。
寝ている間の歪みを朝一番にリセットしましょう。
バッグは小脇に抱える
バッグは体から離れると負担が大きくなりますので、体にピタッとくっつけましょう。
肩掛けやトートバッグは脇を締めて小脇に抱え、リュックサックは高い位置で背負うとフィットしますよ。
みぞおちから脚を上げて階段を登る
脚の力だけで上ろうとすると、体の小さい筋肉しか使わないので疲れます。
みぞおちから脚を引き上げるように、お腹周りの大きい筋肉を使うと体が軽く感じられます。