キャッシュレス決済の仕組とは｜種類や基礎知識、利用上の注意点

 

キャッシュレス決済の種類と基礎知識

キャッシュレス決済にはいろいろな種類がありますが、大きく3つに分けると、クレジットカード決済、電子マネー、スマホ決済があります。

手元に現金を持っていなくても買い物ができ、レジでの支払いもスムーズにできます。

クレジットカードや銀行口座と連携すれば入出金の手間もかからず、誰が触ったか分からないお金に触らなくてもいいので感染症対策にもなります。

ポイントも貯まり、お得なキャンペーンもいろいろあり便利ですが、種類が多いのでいろいろな決済サービスを使うと管理が大変になるので、最初はよく買い物をする店で使えるものを選び、なれてきたら他のサービスと組み合わせて使ったほうがいいですよ。

 

クレジットカード決済の仕組みと利用上の注意点

クレジットカードは世界中で普及している代表的なキャッシュレス決済で、VisaやMastercard、JCB、楽天やイオン、銀行などが発行しています。

 

◆支払い方法

事前に決められた利用限度額内で、一定期間内で利用した分を翌月以降に支払う後払い方式です。

 

◆仕組み

購入者がクレジットカードを使って買い物をすると、カード会社が代金を立て替え店に支払い、後日、購入者がカード会社に代金を支払います。

 

◆メリット

・ポイントが貯まる
・利用明細で支出状況を確認できる
・ショッピング保険や旅行傷害保険などの特典を利用できる
・現金を持ち歩かなくて済む

 

◆デメリット

・衝動買いをしやすい
・紛失・盗難・スキミングなど不正利用の恐れがある

 

電子マネーの仕組みと利用上の注意点

電子マネーは、電子的なデータのやりとりによって決済を行う決済サービスで、SuicaやICOCA、PASMO、WAON、nanacoなどがあります。

 

◆支払い方法

前もって現金をチャージしておき、使った分だけ支払われる前払い方式です。

 

◆仕組み

事前に現金をICカードにチャージしておき、専用の読み取り端末にカードをかざすことで支払われます。

 

◆メリット

・支払いがスムーズ
・ポイントが貯まる
・使いすぎを防げる

 

◆デメリット

・事前のチャージが面倒
・チャージした範囲内でしか使えない

 

スマホ決済の仕組みと利用上の注意点

スマホ決済とは、スマホにインストールしておいた専用アプリを用いて支払いをするサービスで、PayPayや楽天ペイ、LINE Pay、au PAY、d払い、ファミペイなどがあります。

 

◆支払い方法

支払い方法には以下の3通りあります。

・先払い　　　事前にスマホ決済アプリにチャージ
・即時払い　　銀行口座と連携
・後払い　　　クレジットカードと連携

 

◆仕組み

スマートフォンにアプリをダウンロードし、アプリ内のバーコードを店側に読み取ってもらう方式と、店側の用意するQRコードをアプリで読み取り代金を入力する方式。

 

◆メリット

・支払いスピードが早い
・お得なキャンペーンが多い
・支払履歴がアプリ上で確認できる
・アプリをインストールし設定するだけで審査不要
・共通アプリで送金もできる

 

◆デメリット

・スマホの充電が切れると使えない
・自分が利用しているスマホ決済サービスの加盟店でなければ使えない
・機種変更した場合は移行手続きが必要

 

キャッシュレス決済の注意点

キャッシュレス決済は便利ですが、前述の通りいろいろなデメリットもあります。

特にポイント還元を受けるために不要なものまで買ってしまい、かえって無駄遣いになってしまうこともあるので注意しましょう。

また、お金を持ち歩かなくてすみますが、災害時などにはキャッシュれる決済が使えなくなる可能性もあるので、最低限の現金は持っていたほうがいいですよ。

 

まとめ

代表的なキャッシュレス決済のクレジットカード決済、電子マネー、スマホ決済の基礎知識を簡単に説明しましたが、スマホ決済でもクレジットカード払いにできたり、クレジットカードで、電子マネーにチャージできたりと、キャッシュレス決済も様々です。

自身のライフスタイルや利用シーンにあわせて、キャッシュレス決済を上手に使い分けましょう。

 

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